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ゆとり第一世代がドラマ『ゆとりですがなにか』を見て思ったこと(第5話)

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こんにちは。ゆとり記者のよしだです。

日本テレビのドラマ『ゆとりですがなにか』(日曜22時30分~)について、ゆとり第一世代の視点から思ったこと、思い出したことなどをアレコレと書き連ねております。

※これまでの記事を振り返るにはコチラ
【連載】ゆとり第一世代がドラマ『ゆとりですがなにか』を見て思ったこと

まず初めに、10日の閣議決定後に文部科学大臣が「ゆとり教育との決別宣言を明確にしておきたい」と発言した件について触れておきます。「脱ゆとり教育」と呼ばれる2011年度以降の教育再生に引き続き、2020年度以降に導入する新しい学習指導要領に関してもゆとり教育に逆戻りすることはないと強調されました。

「決別宣言」というインパクトの強い言葉を受け、「俺たちゆとり世代を切り捨てた」「次の世代に期待しますってことか」などの声も聞かれます。我々ゆとり世代は大人の事情で実験に巻き込また挙句に、極論を言えば失敗作として社会に放り出されたと政府が公認してしまったワケです。

しかし、筆者が危惧したのはさらに別の問題です。ゆとり教育が失敗だったと“改めて”認めることで、ゆとり世代に免罪符を与えてしまったのではないでしょうか? 

例えば、ドラマに登場する山岸(太賀さん)のような人間が会社にいたとしましょう。その理解不能な言動は、彼自身の資質の問題かもしれません。しかし、周りにとっては彼を理解しようと努めるよりも、「(政府も認める)ゆとりだから」と割り切ってしまう方が何倍も楽なのです。今回の決別宣言は、この「ゆとりだから」の精神を助長してさらなるモンスターが生まれる土壌を開拓してしまったように思います。逆に「ゆとりだから」と言われて反骨精神を育んできたタイプの人でも、今回ばかりは怒り心頭ではないでしょうか。

第5話では、そんな山岸にも後輩がいて、その後輩もまたゆとり世代である、という地獄絵図のような光景がコミカルに描かれていました。「知識と思考力の双方をバランスよく」育む予定の新世代のみなさん、こんなゆとり社会を早く救ってくださいッ!

そして今回は、各所の人間関係に大きな変化を迎えた回となりましたね。

坂間(岡田将生さん)は彼女の宮下(安藤サクラさん)に仙台支店長の話が持ち上がっていると知り、「別れようか」と切り出します。

しょげてる顔( •᷄⌓•᷅ )ことゆとりちゃん(島崎遥香さん)は、まりぶ(柳楽優弥さん)と不倫関係に発展。彼女なりにゆとりの殻を破ろうと必死の模様です。

山路(松坂桃李さん)のクラスには学習障害(LD)を抱える転校生が。その母親との親密すぎる関係に注目が集まります。

山路が想いを寄せていた佐倉(吉岡里帆さん)は、1か月間の教育実習で「燃え尽きた」と語り教師の道を断念。現実社会でも、いつからか「新入社員が〇日で辞めたんだが……」というスレッドが新年度の風物詩となっていますよね。これもゆとり世代の特徴なのでしょうか。

そして次回は、山路が小学校の教室で「ゆとり教育とは」をテーマに授業する模様。ド直球にゆとり教育と向き合う展開とあって、神回となる予感がします!

日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」第6話予告編(YouTube)
https://youtu.be/wzQvhbmS0bg

日本テレビ『ゆとりですがなにか』公式サイト:
http://www.ntv.co.jp/yutori/index.html[リンク]

※画像は日本テレビ公式サイトより引用

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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