1/6スケールの『3億円』フィギュアで大金を手にしよう

1/6スケールの『3億円』フィギュアで大金を手にしよう

バンダイは、3億円の札束とジュラルミンケースの1/6スケールモデル『3億円』を11月5日に発売します。価格は2100円(税込み)。単なるおもちゃではなく、3億円分の札束をリアルにイメージできる“フィギュア”という位置づけのこの製品。開発を担当したバンダイ プレイトイ事業部イノベイティブトイチームサブリーダーの高橋晋平さんに、実際の製品でその楽しみ方を教えていただきました。

手のひらに5000万円!

『3億円』は、1000万円分の札束30コと、それを収納するジュラルミンケースがセットになったフィギュア。市販の製品を購入して設計したジュラルミンケースはもちろん、お札のデザインもリアルさを追求しています。とはいえお札のデザインそのままというわけにはいかないので、「日本銀行」は「萬代銀行」に、赤字で印刷される「総裁之印」は「金運之印」に、お札の番号は通常6ケタのところを7ケタの「1103090(イットーサンオクエン)」に変更しています。そんなデザイン変更がされていても、札束をどっさり手に乗せるのはなかなかいい気分。触っているうちに「1000万円」という単位がなんだか身近に感じてきてしまいます。

山を作ってみることも可能

遊び方は、山を作る、塔のように積み上げるなど、積み木やブロックのように遊べるほか、1000万円をはじいておはじきをする、札束で絵を描くなど、バチがあたりそうな遊びも楽しめます。公式サイトでは、『3億円』を月に1回遊んでも50年分、つまり「一生遊んで暮らせる」という600通りの遊び方を順次公開していく予定です。

『3億円』公式サイト
http://www.asovision.com/3okuen/

住宅購入費がいくら、子どもの教育費がいくら、など、今後かかるお金を1000万円単位で見積もっていくライフプラン設計にも役立つとのこと。公式サイトでは、「3億円が当たったら何に使うか」を答えて無料で性格診断ができる『3億円性格診断』を公開しています。自分のお金の使い方を改めて考えてみる、よい材料になりそうですね。

高橋さんオススメの使い方は、ビジネスシーンでの活用。商談の場での金額交渉、営業ノルマの達成金額を文字通り「積み上げる」作業など、ビジネスの“見える化”ができるという提案をしています。さきほども1000万円が身近になる感覚について触れましたが、高橋さんはデスクに『3億円』を置いて毎日見ることで、3億円という金額を身近なものに感じるようになったそうで、これで「3億円を持てる器になれるのでは」と精神的効果を語ります。

「これが15万個売れたら3億円になるんですよ!」と野心を語る高橋さん。ちなみに高橋さんは、累計200万個を販売した『∞プチプチ』の開発担当者なのです。この製品は15万個のヒットを記録することはできるでしょうか。

「3億円」という単位にしたのは、宝くじの1等賞金としてメジャーで、かつ夢のある金額であることから。2014年4月に財団法人宝くじ協会が実施した調査によると、過去1年間、月に1回以上宝くじを購入したという宝くじファンは、推定1424万人もいるそうです。宝くじファンだけでなく、「3億円あげる」「3億円もらった」など、ギフト用途にも喜ばれそうですね。

発売を記念して、製品に同梱された応募ページから応募すると、抽選で10名に2011年の『年末ジャンボ宝くじ』20枚が当たるキャンペーンを実施中。『3億円』を買って宝くじを当てるという、“逆宝くじキャンペーン”なのだとか。キャンペーン期間は11月30日まで。

3億円を全部積み上げた人はまだいないそうです

『3億円』主な仕様
商品内容:1000万円札束ミニチュア30個、ケース、取り扱い説明書
札束サイズ:約W13×D27×H17mm
札束重量:約6g
ケースサイズ:約W80×D85×H40mm

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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