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【高知県土佐郡土佐町】小学校入学から卒業まで使い続ける「田井木工所」の机と椅子 / 卒業と同時に持ち帰る

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高知県土佐郡土佐町にある「田井木工所」は、ふだん観光客が訪れることのない木工所だ。非常に小さな木工所というだけでなく、一般向けに家具や建具、木工製品を販売していないからである。それゆえ、そこから生まれてゆく「類まれなる木工製品」にクローズアップされる機会は、ほぼ皆無。もっと人に知られるべき「匠の業」がそこにある。

・木工製品を通して人に与える「思いやり」
今回、特別に木工所を見学させてもらった。ここの木工製品はどれも職人がひとつひとつ丁寧に作りあげたもの。誰もが息をのむ「職人技」が際立つ家具や建具を生み出している。しかし、「田井木工所」を語るうえで忘れてはならないのが、木工製品を通して人に与える「思いやり」が込められている点である。

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・頑丈でありながら柔らかい感触
「田井木工所」は、土佐郡の小学校向けに机と椅子を製造している。この記事の写真は、その小学校向けに作られている机と椅子だ。見てのとおり、頑丈でありながら柔らかい感触に仕上がっている。注目したいのは、机と椅子の高さを調節できるという点だ。生徒は小学1年生から6年生まで同じ机を使い、卒業と同時に自宅に持ち帰るのである。

・「物を大切にする」を学ぶ
成長しても同じ机と椅子を使い続けられるよう、ネジで高さを調節できるように工夫されているのだ。ひとつのものを長く使うため「物を大切にする」ということも同時に学べるわけだ。そして机と椅子に使用感が出るたび、思い出が刻まれていく。

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