阿佐ヶ谷ロフトAがキャンパスに!? 間近でライブペインティングを見てきた [オタ女]

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画家・アーティストが観客が見ている前で絵を描くライブペインティング。最近では『デザインフェスタ』のようなイベントのほか、デパートやDJイベントなどで実施されることも多くなってきており、画家の個展などで制作風景を『YouTube』などで流すことも珍しくなくなってきましたが、まだまだ目にする機会は少ないのでは?

そんな中、4組のペインター・アーティストが集い、2時間半ほどで一つの作品を仕上げるというイベント『阿佐ヶ谷ペイントバー』が2016年3月30日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催されました。ここではその模様をレポートします。

※すべての画像を表示されない場合には下記URLからご覧ください
http://otajo.jp/59218 [リンク]

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トリプルAバスト向けのランジェリーブランド『feast』を運営する、多摩美大生のハヤカワ五味さんが企画・MCを務めたことのイベント。たなかさん(@azplanetaz)、竹谷嘉人さん(@YoshitoTaketani)、雪下まゆさん(@mognemu)とはやとさん(@hutekisetsu2)のユニット“FROZEN CHIKEN”、majoccoさん(@majoccom)という4組のペインターが参加。普段はさまざまなトークイベントを行うロフトAの正面の壁をブルーシートで覆い、即席のキャンパスとして作品を作り上げていきます。

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大森靖子さんやハナエさんといったアーティストのコラボグッズなどを発表しているmajoccoさん。マジックで細密に塗っていく手元をプロジェクターで映し出すという演出を行っていました。

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「ちょっとした幸せがあればいいな、という想いを描きました」というたなかさんの作品。描いているうちに春夏秋冬が移り変わる様子を見れたのは、ライブペインティングならではといえるのではないでしょうか。

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竹谷さんは、馬に乗る人を描いたというダイナミックで躍動感のある作品に仕上がりました。ビールを何杯もあおりながらのペインティングで会場を沸かせていました。

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中世の拷問具をテーマにしつつ、ポップな線が印象的な“FROZEN CHIKEN”の作品。雪下さんは「洋服を作ったり、いろいろな分野でチャレンジしたい」と述べ、マルチな活動を志向している様子。2016年4月3日には、渋谷PARCO Part3カワイイメーカーの展示『Grunge in Pink』にてライブペイントを行うとのこと。

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「テーマは特になく、お酒飲んでみんな平和だな、とドローイングしました」というmajoccoさんの作品。ビルと女の子、タコや鳥たちがあちこちに佇むファンシーな雰囲気を、黒と赤のマジックで描いてあります。

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「アートの敷居を下げたい」という意図で開催された今回のイベント。アルコールを飲みつつペインティングを眺めたりできる機会はそうそうないので、貴重な機会だったのではないでしょうか。もちろん、アーティストと直接交流することもできました。このようなイベントがこれから増えていくのか、アートシーンの新潮流が垣間見えた2時間半でした。

阿佐ヶ谷ペイントバー (LOFT PROJECT)
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/42636 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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