「日本の大地震をお祝い(し)ます」? サッカー場の横断幕に韓国ネットも騒然
韓国の全羅北道・全州で行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦、セレッソ大阪―全北(韓国)で、試合に泥を塗るような出来事が「スタンドの外」で発生した。
その出来事とは、全北のサポーターが試合中、スタンドに「日本の大地震をお祝います(原文ママ)」という横断幕を掲げたというもの。死者・行方不明者が約2万人にのぼる東日本大震災を中傷する内容が、そこには大きな文字で書かれていた。現在、韓国でもメディア各社が報じ、コメント欄には横断幕を掲げた全北サポーターを非難する意見が大量に書き込まれている。
・大地震で家族や親戚、知人を亡くした日本人が何人いると思う
・韓流ブームで韓国に好感を持っている人もいるのに
・「韓国はどうしようもない国」って思われてしまう
・同じ韓国人としてとても恥ずかしい
・常識を知らない子どもたちによる行動だと理解してください
・どんな教育を受けてこんなことするんだ?残念だ
・私も反日だけどこれはないよ
・韓流ブーム終了のお知らせ・韓国側に非があるのは事実だが簡単に謝罪してはいけない。日本は韓国を植民地化したことについてきちんとした謝罪していない。まずは日本が謝罪するべき
・日本は旭日旗を振っていたじゃないか。なぜ韓国はだめなんだ
このようにサポーターを非難する書き込みが圧倒的に多いのだが、中には歴史問題などと絡めながら擁護・反発する人も2割ほどいた。また、競技場が全羅道にあることから「全羅道のサポーターはレベルが低い」「また全羅道か」などとなぜか非難の矛先が全羅道民に向っていた。
一部には、「お祈り」と書こうとして「お祝い」と間違えてしまったのではないかとの指摘もあるが、実際に横断幕を作成した全北サポーターたちの意図が不明なため、なんとも判断つかない状態だ。試合は全北がセレッソ大阪に6対1で圧勝したのだが、なんとも後味が悪い結果になってしまった。
※画像:国民日報
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]
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