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【タベアルキスト】静岡市のグルメキーワードは「先人の知恵と」と「甘酸っぱい幸せ」! ~名店巡礼 静岡市編~ 

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みなさんこんにちは、メシ通レポーターのタベアルキストWakuiです。

今回も我々タベアルキストが、わざわざ食べに行く価値のある逸品を提供しているお店へ実際に訪れ、食べまくる究極の食べ歩き「名店巡礼」をお届けします。

名店巡礼のセレクト店の定義やこの企画ポリシーなどは、ぜひ以前の記事をご確認ください!

~名店巡礼 静岡市編~

今回我々が選んだ行き先は静岡市。

静岡といえば思いつくのがまずお茶、それから新鮮な海の幸や果物、さらにバラエティに富んだB級グルメと、食の興味の尽きないエリアです。

そんな中から今回ピックアップしたのは「いちご」。

静岡のブランドいちごといえば<あきひめ>や<紅ほっぺ>が有名ですが、静岡市には「石垣いちご」という、温暖な気候を生かした独自の栽培方法でつくるいちごがあります。

静岡市ならではのいちご、食べてみたくありませんか? というわけで、静岡市内にある、こだわりのいちごスイーツが食べられるお店5軒を巡ります。

1軒目:なかじま園 逸品:贅沢ストロベリーパフェ

寒波到来で、今にも雪が降り出しそうな天気の1月某日、タベアルキストの3人が降り立ったのは静岡駅です。

まずは北口から路線バスに乗って朝イチで1軒目を目指します。

「なかじま園」到着したのは開店からわずか10分後。

にもかかわらず、すでにお店は満席で、売り切れのメニューも出ていました。なんなんだこの人気! 入店を待っている間にも、次から次へとお客さんがやってきます。

ここは地元で人気のいちご農家直営のカフェ。店舗裏手のいちご畑から、朝採れのフレッシュないちごを使ったスイーツがいただけます。

贅沢ストロベリーパフェ 730円

その名のとおり、いちごを贅沢に使ったパフェは大人気のひと品。しっかりと完熟しきった、輝く宝石のようないちごは「紅ほっぺ」。静岡名産のいちごの品種のひとつで、力強い甘さと酸味のバランスが良く、香りもしっかりとした、主役にふさわしいいちごです。

たっぷりのソフトクリームとグラスの底にはいちごのソース。「いちごのしずく(700円)」という商品にもなっているこのソースも、濃密ないちごの味わいが楽しめます。

まずは朝からいちごづくしなパフェを堪能しました。

お店情報

なかじま園

静岡県静岡市葵区羽鳥本町11−21

TEL:054-277-2322

営業時間:10:00~18:00(17:30 L.O.)

休業日:無休 (1/1のみ休み)

ウェブサイト:http://www.ichigo15.jp/shop/

執筆者:Kae Suda

2軒目: chuan (チュアン) 逸品:いちごまみれ氷

バスで静岡駅に戻り、10分程歩いて向かったのはたっぷりのいちごを使ったかき氷があるカフェ「chuan (チュアン)」。

かき氷は夏のイメージですが、氷の状態を考えたら冬こそ美味しくいただけるもの。

近年のブームも手伝ってか、いまでは冬でも美味しいかき氷をいただけるお店が増え、通年でかき氷を出すお店の多くが、素材にこだわった美味しいかき氷である事が多いです。

「chuan (チュアン)」もそんなお店の1つ。

いちごまみれ氷 900円

あきひめをつかったシロップがたっぷりとかかった、その名の通り「いちごまみれ」なかき氷。あきひめをフレッシュのまま砂糖に漬け込んで作った非加熱のシロップだから、いちごそのものの味わいが生きています。

氷は純氷を使い、口に含んだ途端均一に溶けるさらりとした氷に削っています。

あきひめの柔らかな酸味や華やかな香りを楽しむにはもってこいのかき氷です。

生いちごみるく氷 800円

季節で変わるかき氷のシロップはもちろん、練乳やトッピングの金時など、お店で使う素材のほとんどは自家製。そんなこだわりをみせる店主は、実はお茶屋さん出身。

独自のルートがあるからこそできる、県産の上質な抹茶や焙じ茶をふんだんに使ったかき氷も要チェックですよ。

お店情報

chuan(チュアン)

静岡県静岡市葵区七間町14-7

TEL:050-5789-6563

営業時間:10:00~20:00

休業日:水曜日

ウェブサイト:http://r.gnavi.co.jp/b6hwmn9e0000/

執筆者:Kae Suda

3軒目: 久能屋 逸品:いちご生ジュース

静岡駅からバスに揺られ、3軒目は今回の巡礼のメインテーマである石垣いちごを生産している久能地区にやってきました。

久能山東照宮のふもとには、石垣いちごのハウスが林立し、いちご狩り体験ができます。今回訪問した「久能屋」さんでも、もちろんいちご狩りができます。

こちらが石垣いちごの生産現場。

斜面を活かして築いた石垣の隙間から、いちごがたわわに実っています。壁一面を覆い尽くすいちごは壮観。

真っ赤に色づき、ヘタが反り返ってくると完熟の証。

こうやって、一番美味しそうなものを自分の目で選び取って食べることができるのが、いちご狩りの魅力。一粒いただいてみると、口の中ではじけるいちごの香り。

やっぱり取れたての味は別格です。

いちご生ジュース 300円(Mサイズ)

看板メニューの一つが、いちご生ジュース。

取れたての石垣いちごを、少々の砂糖と水を加えてミキサーにかけたシンプルな逸品です。生ジュース特有の少しどろっとした飲み口ながら、いちごの糖酸バランスが良いのでスキッと飲み切ることができます。

とはいえ、こちらの一番の魅力は何といってもいちご狩り。

自分の目で選び出す極上の一粒が一番のごちそうになります。

お店情報

久能屋

静岡県静岡市駿河区根古屋30番地

TEL:054-237-0610

営業時間:9:00~17:00

休業日:不定休

ウェブサイト:http://kunouya.com/

執筆者:Kazushi Kikutani

4軒目: スウィートメッセージやまろく 逸品:石垣苺のコンフィチュールジェラート

4軒目を目指す為、いちご海岸通りと呼ばれる国道150号沿いを歩いて移動。

石垣いちご発祥の地だけに、道沿いにはいくつものハウスが立ち並んでいます。

4軒目は石垣いちごを活用した、ジェラートを販売している「スウィートメッセージやまろく」。

ここで私たちはこの旅一番の、タベアルキストのハートをわしづかみにする逸品に出会いました。

このお店のウリは、石垣いちごを使った様々なジェラート。

このショーケース「全て」いちごを使ったジェラートです。

最初は数種だったそうですが、リクエストに応え、他店の味に負けないよう開発するうちにこの数に至ったとか。

石垣苺のコンフィチュールジェラート 360円

いくつか味見させていただき、一番美味しかったのが、この石垣苺のコンフィチュールジェラート。

真っ白なジェラートと、鮮紅色のコンフィチュールシロップのコントラストが美しい逸品です。甘さ控えめでさっぱりとした口当たりのジェラートに、いちごの香りの爆弾のようなコンフィチュールが絶妙にマッチ。お土産で箱買いしてしまいたいほどです。

ジェラートも美味しいのですが、このコンフィチュールがとにかく凄い。

通常の製法とは全く異なり、2週間の下処理後、特殊な窯で低温加熱し、徹底的に水分を抜いて作り出します。その結果、いちごは小指の先ほどのサイズにまで小さくなり、味が濃縮されます。

その食感も従来のものではありません。

ドライフルーツのように干し固めたものではなく、ジャムのように過熱で組織を壊したものでもなく。イチゴがそのままグミになったような、密度と瑞々しさを両立したなんとも不思議なものです。こればかりは、一度召し上がっていただかないと伝わらないと思います。

窯の開発に8年、レシピの調整に3年を要した、世界にここにしかないコンフィチュール。

その誕生秘話を聞いているうちに、あっという間に日が暮れてしまいました。

お店情報

スウィートメッセージやまろく

静岡県静岡市清水区増140-2

TEL:054-336-3615

営業時間:10:00~19:00

休業日:火曜日(祝祭日除く)

ウェブサイト:http://www.s-yamaroku.com/

執筆者:Kazushi Kikutani

5軒目: キャトルエピス静岡 逸品:いちごのタルト

そして、最後のお店に向かうべく再度バスに乗り込み清水駅へ。

清水駅で降車し、歩くこと約15分なんとか辿りつきました。

5軒目は、閉店時間ギリギリに飛び込んだ洋菓子店「キャトルエピス静岡」。

和モダンなエントランスを入り、最初に目に飛び込んでくるのは横長に10mもある圧巻のショーケース。

閉店間際ということで、残念ながらショーケース内の商品は残りわずかでしたが、なんとかお目当てのスイーツを無事確保することができました。

通常は季節のフルーツを贅沢に使ったスイーツが、常時20種類も並ぶ。

店名のキャトルエピスとは、フランス語で色々混ざり合っているスパイスの名前。

ケーキやドリンクはもちろんのこと、それ以外にも「喜び・驚き・楽しみ」のスパイスを、という意味も込められている。

併設されたカフェは、木のぬくもりがあるシックな雰囲気で、定期的に作品展やライブなどのイベントが行われており、スイーツ以外でも「喜び・驚き・楽しみ」を存分に感じることができる。

いちごのタルト 597円

お目当てのいちごのタルトは、見た目も美しくおもたせにしても喜ばれること請け合いの逸品。

主役となるいちごは静岡産に極力こだわり、時期により品種を変えるという。今の時期は、紅ほっぺを使用。いちごの酸味と穏やかな甘味のカスタードクリームが互いを高め合い、ワンランク上のタルトに。タルト生地は、単体でもサクサク食感で存在感があるのに、いちごと組み合わさった時、相手の持ち味をしっかり支える脇役に回っている。

主役はあくまで「いちご」なんだと思える甘酸っぱさが、余韻として程良く口中に残りました。

お店情報

キャトルエピス静岡

静岡県静岡市清水区天神2-6-4

TEL:054-371-5020

営業時間:10:30~19:00

休業日:不定休

ウェブサイト:http://www.quatre-epice.com/

執筆者:Masayuki Wakui

名店巡礼 静岡市編まとめ

今回の5軒のセレクトいかがでしたでしょうか。

赤い宝石にも例えられるいちごは、見ているだけでも幸せな気持ちになりますね!

静岡のいちごは、現在は生産量こそ栃木・福岡にトップの座を譲りますが、その歴史は古く、日本のいちご生産のパイオニアとなった、隠れた名産地です。

メインテーマである「石垣いちご」ですが、「とちおとめ」や「あまおう」などの品種名ではなく、栽培方法を指しています。全国でも久能地区でしか行われていない特殊な栽培方法で、石ころの多い傾斜地を赤い宝石の鉱山に生まれ変わらせた、魔法の技術です。

やまろくのお父さんが語ってくれた「品種なんてなんでもいい、俺は石垣いちごを広めたいんだ!」という言葉に、この土地のいちご栽培の歴史と誇りの全てが詰まっているなぁと感じました。

先人の知恵と、今を担う生産者の努力が詰まった石垣が生み出す、甘酸っぱい幸せ!

これを静岡市のグルメキーワードとしたいと思います。

次回は、旬の鮮魚を目指して!千葉県外房編です!

(取材日/2016年1月23日)


書いた人:

タベアルキスト

タベアルキストとは、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きマニアのコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間300軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。その一食、一食を、お腹も心も満たされる幸せな時間とするため、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」の情報を発信しています。 Webサイト:Tabearukist Association facebook:Tabearukist Association

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