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花見の時期にロタウイルス流行か? 小児には注意を

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ようやく春めいてきましたが、まだまだ寒さが厳しい日が多いですね。
寒い時期といえば生ガキを楽しむ機会が多いです。

ご存じの方も多いかもしれませんが、生牡蠣って食中毒を起こすケースが多いんですよね。

生牡蠣で食中毒を起こすケースでもっとも心配なのは、ノロウイルスによる食中毒。嘔吐と下痢がひどく、数日は上からも下からも出るものが出まくるので衰弱しきってしまうという恐ろしい病気です。

ノロウイルスは、主に二枚貝に寄生するウイルスですが、消毒用アルコールでは死なない厄介な性質を持っています。塩素系の漂白剤を薄めたもので嘔吐物をふき取ったり、衣類なども同様に塩素系漂白剤を薄めたもので消毒するなどの工夫が必要です。

さくらの季節とともに、ノロウイルスの感染件数は低くなるといわれていますが、それに代わって増えてくるのがロタウイルス感染症です。

ロタウイルス感染症とは、「冬季嘔吐症」「白色弁性下痢症」「嘔吐下痢症」と呼ばれることもある乳幼児がかかりやすいウイルスによって起こる病気で、現時点でワクチンや治療薬は存在していません。

激しい嘔吐と下痢を繰り返し、便の色になる胆汁の分泌を妨げるため、お米のとぎ汁のような水便が一日に何度もでます。
脱水による衰弱が起こりやすいですから、嘔吐が激しくて水分が取れない場合は、できるだけ早く小児科医の診察を受けるようにします。

ロタウイルスもノロウイルスと同様、消毒用アルコールではウイルスが死にません。嘔吐物やおむつは、塩素系の漂白剤で消毒するほうが好ましいとされています。

また、乳児の場合、下痢のせいでおしりが荒れたり、ただれたりしやすいので、ぬるま湯で洗ってあげるようにするとよいとされています。

一般的には、嘔吐は1~2日でおさまりはじめ、下痢も長くても1週間程度で収まることが多いようです。
胆汁が分泌されている証である茶色い便が出てくるようになれば治癒に近づいているといえますが、まずは、ウイルスに汚染されている生ものなどを与えたり、生ものを扱った食器をそのまま乳幼児に使わせないように意識することが重要です。

※ロタウイルスのゲノム構造図は、国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3377-rota-intro.html より 引用

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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