ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

【ライヴ・レポート】里咲りさ、大森靖子と選んだアコギをライヴで初お披露目「泣きそうなくらいうれしい」

DATE:
  • ガジェット通信を≫

アイドル・グループ、少女閣下のインターナショナルのメンバー兼運営で、シンガー・ソングライターやソロ・アイドルとしても活動する里咲りさが、3月5日に東京・下北沢Lagunaでライヴを行い、新たに購入したアコースティック・ギターをファンに初お披露目した。里咲は途中「泣きそうなくらいうれしい」と語るなど、終始よろこびを抑えきれない様子だった。まるで音楽をはじめたばかりのような、キラキラしたピュアな笑顔が印象的だった。

それまでファンにプレゼントされたミニ・ギターをライヴや作曲で愛用していた里咲は、2月21日に大森靖子の同行のもと、アドバイスを受けながら1995年製のGibsonのDOVEを購入。今回ついに、待望のデビューとなった。

お披露目のときが近づくと、里咲はまだぎこちない様子で、だがとてもうれしそうにギターを抱えてステージに現れた。このアコギは事前に「ダブソン」と命名。ライヴはまず、里咲による「ダブソン君」へのインタヴューからはじまった。

里咲「初デビュー緊張していますか?」
ダブソン「とても緊張しています」
里咲「あなたに会ったときは歳下だと思ったんですけど」
ダブソン「僕は1995年生まれです」
里咲「私が1992年生まれだから、あまり変わらないですね。妹と同じくらいですね」

里咲「今日はなにを弾くんですか?」
ダブソン「緊張しているのでオケを歌ってください」
里咲「オケを3曲歌って声の調子を整えたいと思います」

ダブソンの声は里咲の裏声ととてもよく似ていた。インタヴューが終わると、そのままオケを流すスタイルで「クライクライ」「ボーンブレークガール」を披露。途中、待ちきれないとばかりにギターにたびたび声をかけたり、いじったりする里咲の姿があった。

「『おれはダブソン聴きにきたんだ』って空気をひしひしと感じるので、チューニングからはじめたいと思います」と話し、ギターをセッティングしはじめた。この日がシールドを繋ぐのもはじめてだったそうで、モニター・アンプから返ってきた音に里咲はさっそく感動。チューニングにはiPhoneのアプリのチューナーを使っていること、付属していたハード・ケースが重たくて持ち運びが大変なこと、アマゾンでカポタストを購入したことなどを興奮気味に語った。

そしていよいよギター演奏を初披露。これまでのミニ・ギターよりだいぶ大きなアコギを大事そうに抱え、ゆっくりとストロークすると「東京テレカ」がはじまった。ずっしりとした音色がホール内に響き渡り、そこに里咲の声が乗る。次第に歌に乗せた感情はたかぶり、それに共鳴するようにギターも力強く音を奏でていった。曲が終わると同時に、里咲は「わーーーーい!!!!!」と大きく叫んだ。

ギターを買ってからこれまでアンプに繋がなかった理由について「いままでミニ・ギターでやってた全力をそのままここに持ってきたときに、どういう音が出るのかっていうのを最初に(ファンに)聴いてほしくて。(シールドを繋いで)練習してもよかったんだけど、ミニ・ギターをくれたみんなのおかげでできた曲とかを、そのままここに持ってきたよっていう瞬間を見せられなくなると思ったんです」と説明。そして「私はストロークの仕方も手もおかしいらしいし、技術はないけど、これなら音が後ろまで聴こえるなと思いました」と手応えを口にした。

「かわいた空気の夜に」を挟んで、再びギターへの思いを語る。「大森さんが言っていたことが、いまちょっとわかった。楽器屋さんに一緒にギターを試奏しにいったときに、弾いていればギターと歌う、ギターを鳴らすってことがわかると思うって言われたんですね。私はこれまでギターは作曲とか伴奏の手段でしかなくて、その感覚がなかったんですけど、なんとなくわかってきた気がします。たぶんあと半年くらいしたら、ギターがどういうふうにしてほしいのかわかってくるのかなって思いました」と話し、「なんかね、みんながどういうふうに思っているかわからなくて怖いんですけど… 私は本当にうれしいんですね。泣きそうなくらいうれしくて」と感慨深そうに語った。

続いて「クライクライ」を今度は弾き語りで演奏。「この曲はミニ・ギターだからこそ生まれた曲なんですよ。だから、これからもダブソンで作る曲とミニ・ギターで作る曲があっていいのかなって思う」と、今後は併用して作曲することを示唆した。

「でも、これなら響くね、東京ドームでも!!」と言いきると、客席からは笑い声が漏れる。里咲はたまらず「…笑ったでしょ、いま。本当にいくからな!! いま笑ったやつみてろよ!!!」と力強く宣言した。そして「里咲りさが大幅に変わるなにかを企画しはじめているから。これから2ヶ月の間に大幅にいろんなことが起こるから、ちゃんと観ていてください」と呼びかけた。

里咲は立ち上がると、最後にオケで「カタルカストロ」を歌った。ここでも曲中、ギターを持ち上げたり、見つめてみたり、椅子に置いたり、一緒に踊るような仕草も見せりと、ずっとうれしそうにダブソンと絡んでいた。「今日は大事なダブソンの誕生日にきていただき、ありがとうございました! これからもよろしくお願いします!!」と里咲があいさつすると、ダブソンも「よろしくお願いします!」と続けた。最後に里咲が満足そうにシールドを抜くと、場内を暖かい拍手が包んだ。

まだ演奏にぎこちなさもあったが、それ以上にここから新たな一歩を踏み出したような大きな可能性を感じた。里咲はライヴ後に楽屋で号泣したそうで、ツイッターでも「すごく嬉しくて生まれてきて自分のギターにやっと会えてはじめてちゃんと後ろまで音が届くから嬉しくて」「魂がふるえるってこういうことだったよ」と喜びをあらわにしていた。

去年の9月にミニ・ギターを手にしてから、人前でギター演奏を披露することも多くなり、たびたび弾き語り楽曲を発表するなど、制作やライヴに変化があった。まだダブゾンで作った曲はないそうだが、今後間違いなく新境地となるような名曲が生まれることと思う。それをライヴで聴ける日を、楽しみに待ちたい。(前田将博)

2016年3月5日(土)下北沢Laguna
〈ハザマリツシ企画「TOKYOROOKIE5」〉
里咲りさ セットリスト
1. クライクライ
2. ボーンブレイクガール
3. 東京テレカ
4. かわいた空気の夜に
5. クライクライ
6. カタルカストロ

〈R-and Uラストインストア&次作シングル制作会見〉
2016年3月15日(火)20:00 タワーレコード渋谷店 4Fイベントスペース

〈新シングル発売記念ワンマン「里咲りさお噺とお唄の会」〉
2016年3月24日(木)浅草・木馬亭
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/syoutai/dekakeru/gendai/syokai5.html
18:30オープン 19:30スタート 終演20:30 撤収21:00

・里咲りさ、大森靖子のアドバイス受けギブソンのアコギを購入
http://ototoy.jp/news/83156

・里咲りさ オフィシャルサイト
http://risamusic925.wix.com/satosakirisa
・里咲りさ オフィシャルツイッター
https://twitter.com/risamusic925

カテゴリー : エンタメ タグ :
OTOTOYの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP