お茶の進化に「日本のおもてなし」の心を見た

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日本に古くから伝わる“お茶”の文化。千利休らによって「茶の湯」が完成されるはるか前、鎌倉時代のころからお茶で客人をもてなす文化があったとされている。
3月2日に、日本のおもてなし心あふれる商品・サービスを募集・発掘し、国内外に発信する「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)」の2016年度の受賞対象となる90の商品・サービスが発表された。
日本の「おもてなし心」を体現する“お茶”の商品も当然ながらいくつかラインアップされているが、どれもこれまでのお茶のイメージを大きく変える進化を遂げていた。

■おみやげに最適。カラフルでポップな日本茶葉のアソート

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まずひとつめが、うおがし銘茶株式会社の「茶 ちゃ CHA」。パッケージの箱を開けると、カラフルなテトラパックが全5種類アソートで入っている商品だ。カラフルでポップなデザインのパッケージでありながら、中身は露地栽培の茶葉のみを使用し、じっくり蒸して仕上げる独自の「香り蒸し製法」で作り上げられた本格的な日本茶がパック1つにつき急須1回分入っている。外国人だけでなく、日本人へのおみやげとしても喜ばれそうだ。

■パーティーで出せそう!?高級ボトリングティー

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続いて、これがお茶か!?と一瞬目を疑うような高級感たっぷりのボトルに入った日本茶。ロイヤルブルーティージャパン株式会社の「京都宇治碾茶 The Uji」という商品だ。華やかなパーティーのテーブルにそのまま置いても絵になるボトルは、お酒が飲めない方へのギフトにも喜ばれそうだ。こちらも茶葉選び、製法、容器など細部に至るまで徹底したこだわりが生んだ“本物”の日本茶の味わいを楽しめる商品だ。

■誰が淹れてもおいしくできる“黄金比ブレンド”

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最後は、急須で淹れるお茶のおいしさにこだわり茶師が3年もの歳月をかけて完成させた「誰でもおいしく淹れることができるお茶」。昭和元年の創業から90年、日本有数の茶葉産地である京都・宇治田原で日本茶の製造販売を手掛ける株式会社宇治田原製茶場の「こいまろ茶」だ。急須で淹れるお茶は、淹れ方によって濃くなったり薄くなったりしてしまい、お湯の温度や時間などこだわればキリがない。「こいまろ茶」は、さわやかな香味を持つ若蒸し煎茶、まろやかな味わいの深蒸し煎茶、コクとうま味の玉露、そこに上質な宇治抹茶の4種類の素材を独自に「黄金比ブレンド」することで、色が濃く味がまろやかな、誰が淹れてもいつもよりおいしいと感じられる味を生み出した。
この「こいまろ茶」、東京・日本橋のマルゼンカフェ日本橋店にて期間限定で「こいまろ茶一煎セット」(税込550円)として、ホットもしくはロックに「こいまろラングドシャ」をセットした特別メニューとして提供されている。食事やデザートを注文するとプラス400円でセットをつけることも可能だ。急須で淹れたお茶を手軽に楽しみながら、“日本のおもてなしの心”を見直してみてはいかがだろう。

「OMOTENASHI Selection」についてはこちらhttp://omotenashinippon.jp/prize/2016/

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