auからiPhone5きた! ソフトバンクとauどっちがお得?

アップルが今年の10月に発売を予定している『iPhone5』に国内キャリアはソフトバンクだけでなく、auも参入することが明らかとなった。過去『iPhone』はソフトバンクによる独占契約、販売が行われていたが、その勢いも二分されそうだ。

アップル側はキャリアを増やすことによりユーザーを確保する作戦にでたのか、今までの様な1国1キャリアだったが米国では、AT&Tとは別にベライゾンもiPhoneキャリアになった。この際に同じCDMA方式のauの参入も噂されたが、きっぱりと否定されたのである。それどころかauはAndroidに力を入れ出す。

・回線ではauが優勢

既存のソフトバンクとauではどうみても周波数問題からソフトバンク回線の方が不利だ。それどころか首都圏の様な人の多い場所だとまともに使えず、逆に田舎だと電波がないと言った状況。auとソフトバンク回線を所持している記者にとっては、どう比較してもauが優勢である。

ただソフトバンクは半年経てばiPhoneの機種変更をできるというプランを打ち出し、他社との差別化をはかっている。これは孫正義氏がツイッターで「やりましょう」と鶴の一声で決まったもので、ユーザーからの提案によるもの。

・絵文字は使えるのか?

iOSの開発にはソフトバンクのスタッフも携わっているのはご存知だろうか? 実は文字入力の絵文字個所がその代表される部分。そのほか細かい個所が日本風にチューンされている。これを条件に独占契約を勝ち取ったといってもいい。しかし今後はauという他のキャリアでも使えてしまうため、ソフトバンク社員による開発は中止されるのだろうか。

・早速乗り換えを検討するユーザー達

多くのユーザー達は、ソフトバンクは嫌だが、iPhoneは使いたいというジレンマを抱えていた。しかし今回の発表で退会ページにアクセスできなくなっている。どうやらアクセスが殺到しているようだ。離れて行く客をどうにか食い止めなくてはいけないだろう。

解約ページ
http://mb.softbank.jp/mb/special/suica/cancel.html

・孫正義のつぶやき

こんなときに早くも反応を見せたのがソフトバンクの孫正義氏だ。『Twitter』に次のようなつぶやきを書き込んでいる。

“全ての人に分かれ道はやって来る。 問題は、そこで正道を選ぶか邪道を選ぶかだ。”

「正道」と「邪道」どっちがauでどっちがソフトバンクか書かれていないが、孫正義氏の言い分はおそらく「正道=ソフトバンク」だろう。しかしユーザーからすれば回線の安定しているauが正道なような気もするが。

iPhone独占でここ数年巻き返しを図ったソフトバンクだが、それも打ち止めとなるのだろうか。それとも何か打開策があるのだろうか。

画像:『Twitter』より引用
孫正義のつぶやき

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. auからiPhone5きた! ソフトバンクとauどっちがお得?
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。