エンニオ・モリコーネ、ハリウッドの星形プレートにその名が刻まれることに

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 アカデミー賞受賞作曲家のエンニオ・モリコーネが2月26日、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの2,574個目の星型プレートにその名が刻まれることになった。ハリウッド・リポーターが伝えている。ライブ・パフォーマンス/演劇のカテゴリーで栄誉を授かるという。

 ハリウッド大通り7065番地に刻まれるモリコーネの星の除幕式には、映画『ヘイトフル・エイト』監督のクエンティン・タランティーノ、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン、そして【Los Angeles, Italia Film, Fashion and Art Fest】の創設者であるパスカル・ヴィーチェドミニが立ち会うとのこと。2月21日~27日開催の同フェスでもモリコーネを表彰する予定だ。

 ヨーロッパからあまり出ることのないモリコーネだが、『ヘイトフル・エイト』で作曲賞にノミネートされている【アカデミー賞】授賞式へ出席するために滞在を予定しているとのこと。モリコーネはすでに、同映画スコアでゴールデングローブ賞と英国アカデミー賞を受賞している。

 87歳のモリコーネは現代の最も多作な作曲家のひとりであり、その70年を超えるキャリアで7,000万枚以上のレコード・セールスを記録。クラシック作品は100を超え、映画やテレビ用のスコアは500作品を手掛けている。

 なかでも良く知られる映画スコアは、セルジオ・レオーネ監督の“ドル箱三部作”と呼ばれる『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』をはじめ、『アルジェの戦い』、『死刑台のメロディ』、『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』、『アンタッチャブル』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ミッション』などだ。

 映画『続・夕陽のガンマン』のサウンドトラックは、2009年にグラミー殿堂賞入りしている。モリコーネはこれまで【アカデミー賞】に7回ノミネートされ、アカデミー名誉賞を1回、ゴールデングローブ賞を3回、イタリアのナストロ・ダルジェント賞を8回、グラミー賞を1回、英国アカデミー賞を5回、イタリアのダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を7回受賞している。

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