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[PR] 『ダイハツ トーテム』を例えるなら「海外旅行で新しい景色を見たときの感動」

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『シルク・ドゥ・ソレイユ』って、名前は聞いたことあるけどなんなの? と思っている人は案外多いのではないでしょうか。恥ずかしながら筆者もその一人でした。

『シルク・ドゥ・ソレイユ』自体は、“エンターテインメント集団”の名称。カナダの小さなサーカス集団だったシルク・ドゥ・ソレイユ、創設から30年余りで5000名のアーティストとスタッフを抱えるまでに成長しました。


ショースタイルやパフォーマンスの基軸はサーカスや大道芸でありながらも、非常にアーティスティックな衣装や音楽・演出により、アートの要素が高いことから世界中から非常に高い評価を受けています。

今回そんなシルク・ドゥ・ソレイユの日本最新公演『ダイハツ トーテム』の公開リハーサルに参加することができました。特別に許可された撮影による写真を交え、『ダイハツ トーテム』の魅力をご紹介します。

※本記事は予定されている演目に関する記述、写真を用いております性質上、“ネタバレ”要素がございます。本公演を楽しみにしておられる方は、その点、どうかご注意ください。

テーマは“人類の進化”

会場である“お台場ビッグトップ”は2800席以上を有する青と黄色で彩られた巨大なテント。その中に入ると、中央には甲羅のような巨大なオブジェが鎮座。周囲からは野生を思わせる環境音が響き、開演前から別世界の様相です。

音と言えば、『トーテム』の音楽や歌は全てミュージシャンたちによる生演奏と生歌なのだとか! 『トーテム』は「異なる種と進化の歴史を表現」した、人間だけのサーカス。パフォーマンスごとに大きく変わる世界観を、生の音楽、そして光による色彩美や衣装、最新鋭の舞台装置を駆使してダイナミックに描きだします。

お客さんと一緒に楽しんでほしいエンターテインメント

前回の日本公演である『オーヴォ』は、虫の世界を描いた作品でした。たまたま前作を観ていたスタッフによると、今作『トーテム』は生命と進化のテーマなので人間がたくさん登場する分、感情移入しやすい場面が多かったようです。


確かに今作は、コミカルなやりとりも多く、特に小さい子供にウケそうな仕掛けがふんだんに盛り込まれていました。「これ、小学生なら爆笑だろうな」という個所がいくつも。激しいアクションも随所にあり、小さい子供でも大いに楽しめる内容になっていると思います。


『トーテム』は「お客さんを楽しませる」ことにためらいがなく、観客に歩み寄った演出になっていると思います。

アートとエンターテインメントの美しい融合がシルク・ドゥ・ソレイユの魅力だと思うのですが、本作はアートに偏りすぎることなく、僕達を心のそこから楽しませてくれるエンターテインメント寄りのバランスになっています。

『トーテム』の“中の人”のコメントによれば、「日本の観客は非常に行儀が良いです。でも、楽しいときには笑って、拍手してもらっていいんです。それがアーティストのエネルギーにもなりますから」と。

だからこそ、面白い場面はうんと声を出して笑い、素晴らしいときにはどんどんと拍手をして楽しむことで、アーティストと舞台を作ることができるのです。

どの演目も素晴らしい

演目としてすごいなと思ったのは、「カラペース」「リングス・トリオ」「ユニサイクル・ウィズ・ボウル」「フィックスト・トラピス・デュオ」「ロシアン・バー」でした。


冒頭の「カラペース」から圧巻で、スピード感と目で観たときの“不思議な感じ”がたまらないです。動きを分解すれば、新体操的なものがベースになっているのですが、装置の造形、カラフルな照明、衣装のデザイン、アーティストの身体能力の高さがすべてあいまって、処理しきれないほどの情報で頭が満たされ、ちょっとした異世界に迷い込んだ感覚に陥ります。あっという間に“トーテムの世界”に引きこまれてしまいます。


また、困難な状態におかれながらさらに難しい技を鮮やかにこなす姿を観ていると“できて当然”という錯覚に陥ってしまいますが、それは間違いなのだと我に返る瞬間が多々、ありました。そんな時は「すごい技を観られている瞬間に立ち会えているんだ」という喜びを改めて自覚しました。

贅を感じさせる舞台演出

舞台装置も、非常に面白いです。メインの舞台後ろに、半円状の巨大な傾いたテーブルのようなものがあり、ここにプロジェクションマッピングで映像が投影されます。そしてその巨大テーブルの真ん中が時折、せり上がってきて反り返ったり、手前にせり出してきたりする。その部分は、人が沢山乗って歩けるぐらい頑丈なつくりになっています。見たこともない複雑な動きをする通路、みたいなものです。せり上がったときは、中から鮮やかな光が漏れだしてきます。


プロジェクションマッピングでは、さまざまな情景が映されるのですが、これがアーティストの演技と同期して、かなりリアルに見えます。映像素材は世界各地で撮影された実際の風景を使用しているのですが、なんと、宇宙からの視点は創設者のギー・ラリベルテ自らが撮影した地球だと後から知り、驚くばかりでした。

気になった“彼”


そうそう、最初から最後まで気になった登場人物がひとりいます。ミラーボールみたいなキラキラな衣装を着た人がずっと天井からぶらさがっていて、時々降りてきて、そこにスポットライトが狙って光を放ち、それが反射してキラキラきれいだったりするのですが、ずっと逆さまだし、大丈夫なのかな、ってのがすごく気になってました。

ときどき天井に吸い込まれていなくなってたので、たぶん休憩してるんだと思うのですが、しばらくして油断してるとまたキラキラしながら降りてきて、アーティストのために椅子だけ置いてまた上がっていったり。「やたらキラキラした黒子」みたいな役割もあったりして目が離せません。彼が最後どうなるかは、実際観て確かめて欲しいと思います。

観たことのない世界を見る喜び

今回『トーテム』を観覧し、映画でも舞台でもなかなか味わえない、開放感を伴った新鮮な感動を味わいました。でもこれって何だろう、身に覚えがある感覚だなと思い記憶を探ってわかったのは「海外の景色を見たときの感動に近い」ということでした。


初めて観る美しい風景、音、光、どれもが僕たちの五感を揺さぶってくれる体験となりました。男性、女性、老人も若者もお父さんもお母さんもチビっこも、誰もが楽しめる『ダイハツ トーテム』だと確信しました。是非その“景色”を全身で堪能してみてください。

ダイハツ トーテム 公式ページ
http://totem-jp.com/

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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