【沖縄グルメ】雨が降ると麺のデキが良くない! 山奥の80代おばあちゃんがワンオペで手作りした自家製麺の沖縄そばがゲキウマ / やんばるそば屋みなと

雨が降ると麺のデキが良くないから営業しないことがある。……そう語るのは「やんばるそば屋みなと」(沖縄県国頭郡国頭村辺野喜1455)の店主。80代のおばあちゃんであり、ワンオペで沖縄そば屋を営んでいる生粋の麺職人でもある。

手作り感満載の「やんばるそば屋みなと」

この店舗、那覇中心部からクルマで1時間40分~2時間ほどの場所にある。大海原を望める海辺にあるが、亜熱帯植物が生い茂る山にも面しており、まさに秘境的な立地。手作り感満載の「やんばるそば屋みなと」と書かれた看板が心を躍らせる。その雰囲気から、食べてもいないのに「ここ絶対ウマイやつ」と思わせるオーラが伝わってくる。

沖縄本島のなかでもかなり奥地

ドア、かなり年季が入っており開けにくい。手こずっていると店内でおばちゃんが「古いから……」と言いながら開けてくれた。店内に入ると先客はおらず、筆者のみ。お客さんが来るときは大勢訪れ、こないときは誰も来ないこともあるという。ここ、沖縄本島のなかでもかなり奥地であり、どんなに評判が良くともあり得る話だ。

やんばるそばありますか?

店内に貼られているメニューはふたつ。「そば」(800円)と「そばセット」(1000円)のみ。そばは沖縄そばのこと。看板に「やんばるそば屋」と書かれているが、やんばるにあるそば屋という意味で、やんばるそばを作っているわけではない。ここのそばは、沖縄そばのことである。そばセットには、じゅーしー(沖縄式炊き込みご飯)がついてくる。

おばあちゃんによると、「やんばるそばありますか?」とよく聞かれるらしい。わかる、筆者も聞いてしまった。

まさに「こういうのがいい」がそこにある

今回はそば単品を注文したのだが、これがもう実に美味しそう。失われつつある、古き良き昔ながらの沖縄そばのビジュアル。まさに「こういうのがいい」がそこにある。しかしながら、この沖縄そばの魅力は「盛り」だけではない。ここの沖縄そばの麺、おばあちゃんの手作り自家製麺なのである。

独自のレシピで練り上げた麺は極上との噂で、県内外から多くのマニアが訪れるほど。食べる前から期待しかない。

自家製麺! かなり丁寧に時間をかけて練ったのでは

丼の湖面に浮かぶ具は豚肉、紅生姜、わかめ、ねぎ。いたってシンプルだが、おばあちゃん特製スープに浸る麺と融合することで甘美なるおいしさを生む。とにかく、麺の小麦感が素晴らしいのだ。

ズズッとすすれば、塩味(えんみ)控えめで旨味濃いめのスープをたっぷりと吸った麺が小麦の薫りをギュンギュン放ち、心地よいバキボキ感ある食感を楽しませてくれる。この麺、かなり太く、そしてコシがある。かなり丁寧に時間をかけて練ったのではあるまいか。

雨が続いたり台風の日は麺のデキが良くないらしい

おばあちゃんによると、自家製麺ならではの悩みもあるという。雨が続いたり、台風が訪れると、麺のデキが良くないらしい。それゆえ、納得がいく麺が作れないことから、臨時休業することがあるそうだ。おばあちゃんはインターネットをやっていないらしく、お店の臨時休業を知る手は電話しかない。電話も出るかどうかわからない。

よって、客側としては「雨が続いたときは臨時休業の可能性がある」と覚えておくとよいかもしれない。たとえやっていなくとも、やんばるの地域をドライブすることは楽しいし、訪れて損しない地域なのは言うまでもない。とりあえず、ダメモトでおばあちゃんの自家製沖縄そばを食べに出向いてみてはいかがだろうか。

<お店の情報>
店名: やんばるそば屋みなと
住所: 沖縄県国頭郡国頭村辺野喜1455

(執筆者: クドウ秘境メシ)

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 【沖縄グルメ】雨が降ると麺のデキが良くない! 山奥の80代おばあちゃんがワンオペで手作りした自家製麺の沖縄そばがゲキウマ / やんばるそば屋みなと
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。