“自炊”後の裁断本を100円で再製本 書籍電子化サービス『ぺパレス』の新サービス

“自炊”後の裁断本を100円で再製本 書籍電子化サービス『ぺパレス』の新サービス

書籍を裁断してスキャンして電子書籍化する“自炊”サービス『ぺパレス』を運営するたりお企画は、“自炊”のために裁断した本を1冊100円で再生本するサービスを開始しました。

引越しや模様替えのとき、梱包するのも動かすのも大変なのが本。本棚を整理して身軽になるために、“積ん読”本を裁断してデータ化し“電子書籍”として保存する人もいます。データ化した後の本は処分することも多いようですが、「再製本して手元に残したい」というニーズもあるようです。なんだかんだ言って、紙で読むほうが楽なこともありますからね。

書籍の電子化『ぺパレス』 トップページより引用

このようなニーズに応えて、『ぺパレス』では裁断した本を再び製本すうるサービスを開始。メモ帳の糊づけなどに利用される「天のり製本」を応用し、業務用天のり製本機で糊に厚みを持たせて、製本強度、コスト、スピード、汎用性にすぐれた方法を編み出しました。これにより、1冊100円というリーズナブルな再製本が可能になったそうです。

100円で対応できる企画サイズはA5(長辺21cm)のみ。これ以外のサイズ(処理可能サイズ、長辺38cm、厚み7cmまで)については、厚み2.5cmまで。A4サイズ(長辺30cm)まで+100円、長辺38cmまで+200円、厚み2.5cm以上は追加1cmごとに+100円の追加料金が発生します。送料は別途。
 

 

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. “自炊”後の裁断本を100円で再製本 書籍電子化サービス『ぺパレス』の新サービス

Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。