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男のロマンがここにアリ!? 聖学院高校「探検部」とは?

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東京都にある聖学院中学・高校には、「探検部」という珍しい部活があるらしい!

 

 

でも、“探検”を部活にしてるって、どういうこと? さっそく、学校を訪問してみることに!

 

 

 

 

100キロ踏破に毎年挑戦!

 

まずは、顧問の飛田欣吾先生に、探検部の活動についてうかがった。

 

「活動のメインは、毎年夏に行っている“徒歩合宿”です。これは、100キロ以上の道のりを約1週間かけて歩き通す、探検部の年に1回の挑戦なんです。徒歩合宿中の宿泊は野営(キャンプ)、食事は自炊が基本ですね」

 

 

100キロと言えば、東京から静岡の熱海までの距離…。そんな距離を歩くなんてすごい!

 

「夏の徒歩合宿に向けて基礎体力をつけるために、普段の部活では、ランニングや筋力トレーニングなどをしています。また、2カ月に1回、学校の体育館でテントの立て方や飯ごう炊はんの方法などを学ぶ強化合宿を行って、夏の徒歩合宿に備えるんです」

 

 

探検には、思いもよらない出会いがある!

 

探検部では、毎年5月ごろから徒歩合宿の準備を始めるそう。でも、探検の準備って、どんなことをするの? キャプテンで2年生の金城祐哉くんに聞いた。

 

「まずは、みんなで話し合って目的地を設定します。その後は、書店で2万5000分の1の地図を買ってきて、実際に歩くルートを決めるんです。合宿では、スマホの地図アプリなどは使わず、紙の地図だけを頼りに進むので、細かくルートを設定しないといけないんですよ」

 

さらに、宿泊するキャンプ場を探したり、テント器具や医薬品などを準備したりと、入念な準備をして8月の本番に臨むのだそう。

 

「今年の合宿では、高校生2名、中学生18名というメンバーで、富山県の砺波(となみ)駅から、新潟県糸魚川市の『虹の展望台』までの126キロを歩きました。合宿中は、朝4時起きで、7~8時間歩き続けて、夜の20時に寝るという生活を繰り返します」(金城くん)

 

8月の炎天下のなか、ひたすら歩き続けるなんて過酷…! しかも、休憩のタイミングや毎日の食事の分量など、すべてを自分たちで判断しなければいけないというから大変だ。

 

 

「今回は、途中で地図係のぼくが道を間違えてしまって…。正しい道に戻るために、その場で地図を広げて別のルートを探さなくてはいけなくて、かなり焦りました。ほかにも、天候が急に変わったり、誰かが体調を崩しちゃったり、探検にはハプニングはつきものなんです。でも、途中で出会ったさくらんぼ農家の方が大量のさくらんぼを差し入れしてくれたり、森の中のキャンプ場では野生の鹿を間近で見られたりと、“うれしいハプニング”もあるんですよ! 探検って、何が起こるかわからないからこそ大変だし、楽しいんです」(中学3年・増田匠眞くん)

 

仲間がいるからこそ最後まで歩ける!

 

また、過酷な挑戦だからこそ「仲間同士の絆が大切」と、金城くん。

 

 

「ぼくたち探検部のモットーは、“自分の限界に挑戦する”ことなんですけど、やっぱり、ずっと歩いてると、疲れもストレスも溜って、全員が素になるんですよ。先輩後輩関係なく『もう帰りたい』とか愚痴も言い合うようになってきて…。でも、そうやって本音を出せることで結束力が生まれてくるんです。一緒に限界まで頑張れる仲間がいるからこそ、やり遂げられるんだと思います」(金城くん)

 

最終的に、今年は5日間かけて全員無事にゴール! 高校2年の木村くんは「あの時の達成感は忘れられません。こんな体験を共有できる仲間ができたと思うと、すごくうれしいです」と笑顔でゴールの感動を教えてくれた!

 

 

では最後に、探検部に入ってよかったことは…?

 

「何をするにも“工夫”できるようになったことですね。探検部で合宿を経験すると、『1本ヒモがあれば、キャンプ場の木と木を結んで物干代わりにできる』とか『急に雨が降って雨合羽がない時は、ゴミ袋に穴を開けて頭から被ればいい』とか、今あるものでどうにかしようっていう発想ができるようになるんです」(金城くん)

 

そう語る顔は、すごくたくましく見えた。

 

探検を通して成長を続ける探検部。今後の新たな挑戦に期待したい。

 

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