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【CHART insight of insight】激動の年末年始に、西野カナと三代目JSBが上位に入った訳は?

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 年末年始というのはリリースも少ないので、チャートの動きも地味かとおもいきや、この時期独特の動きをするので実はとても面白い。年末年始を挟むチャートは、リリースの初動に左右されない分、世の中の動きを反映しているとも言えるのだ。

 2016年第一回目のHot100を制したのは、西野カナの「トリセツ」(【表1】)。昨年8月にチャートインして以来、20週目の圏内。そして、今週は2度目の1位獲得となった。この曲は9月の発売日後は、浮き沈みすることなく常にベスト10をキープしている(青いグラフ)。その理由は、やはり結婚式で歌われるなど、楽曲の話題性に尽きる。ラジオのオンエア回数こそ一時期は落ち込んでいたが、年末年始の特番などであらためて取り上げられる回数が増えたのだろう(緑のグラフ)。もちろんそこには、NHK紅白歌合戦の効果も大きい。いずれにせよ、2015年を代表する1曲になったのは間違いない。

 2015年を代表するといえば、なんといっても三代目 J Soul Brothersだろう。年間チャートでは「R.Y.U.S.E.I.」が1位を獲得したが、新年最初のHot100にも3曲同時にベスト10圏内へと押し込んできた。最も上位に来たのが、6位の「Unfair World」(【表2】)。この曲も昨年9月リリースのため、チャートでは徐々に下降気味だった。しかし、年末のレコード大賞2年連続受賞というニュースもあって、ツイッターの指数が一気に1位へ上昇(水色のグラフ)。加えて、他のオンエア回数や売上なども後追いで相乗効果となった。この動きを見るだけでも、三代目JSBの勢いは2016年もまだまだ続くことが確信できるはずだ。text by 栗本斉

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