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年賀状の“お年玉くじ”。どうやって賞品は決められているの?

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新年の楽しみのひとつといえば「年賀はがき」。誰からどんなはがきが届くのか、ワクワクしながら待っている人も多いのではないでしょうか。さらに、年賀はがきについてくるお年玉くじも見逃せません。じつは、お年玉くじの歴史は古く、その賞品は時代によって移り変わっています。過去にはどんな賞品があったのでしょうか? 日本郵便に聞いてみました。
お年玉くじ付年賀はがき登場の歴史

そもそも、なぜ年賀はがきにお年玉くじがつくことになったのでしょうか? 

「お年玉くじとして賞品がついたのは、昭和25年用の年賀はがきからです。きっかけは、戦後に行方が分からなくなった人と連絡を取り合うためにも、年賀はがきを使ってはどうかという声が一般の方からあがったことでした。それまでも、もともと年賀はがきという商品はありましたしお正月に送り合うという習慣はあったのですが、戦争で廃れてしまったんです。そこで、ただ復活するのではなくて、お年玉をつけることでたくさんの人に使ってもらえるのではという話し合いがされて、くじというアイデアが生まれたという経緯になります」(日本郵便「切手・葉書室」課長の光山實さん)

ちなみに、初回の賞品は特等がミシン、1等が純毛洋服地、2等が学童用グローブ、3等が学童用こうもり傘でした。当時、ホームメイドで洋服をつくれるという庶民の憧れがあったこと、そしてベビーブームを受けてこうした賞品が選ばれたのではないかと考えられています。賞品は世の中のニーズを反映

紆余曲折を経て今日まで継続して販売されている、お年玉くじ付の年賀はがき。賞品の顔ぶれも毎年変わっています。2014年用からは現金も加わりましたが、こうした賞品はどのようにして決められているのでしょうか?

「独自のアンケート調査を実施し、企業への売れ筋商品のヒアリングなどを行って決めていきます。ちなみに、地デジに変わるときには、複数ある1等賞品のなかでもテレビが人気でした。また、郵便局で当選した方の声があがってくるので、そうしたご意見も聞いています。アンケートの結果、お年玉らしさというので現金も賞品に加わりました。2015年用までは1万円だったのですが、もっと夢があった方がいいよねということで、2016年用から10万円に変わりました。他にも、家電が入っています。また、最近は物を購入するよりレジャーにお金をかけられる方も多いので、旅行も賞品としております」

人々が欲しいと思うものは時代背景によって変化します。例えば、昭和30年代には電気洗濯機、昭和40年代にはポータブルテレビ、昭和50年代に入ると電子レンジなどが、お年玉くじ付の年賀はがきの賞品として登場。各年代の賞品を見ていくと、なんとなく当時の世相を読み取ることもできます。

気になる2016年用の賞品はというと、1等が旅行・家電など・現金10万円、2等はふるさと小包など、3等はお年玉切手シートのラインナップ。ちなみに、2016年用は、お目出度い“海老”が隠れた、もも色の年賀はがきがネットで話題でした。年賀状は年に一度の風物詩。年賀状のやり取りを楽しみ、受け取った年賀状でお年玉くじ付年賀はがきの歴史に思いを馳せながら1月17日の当選日を待ちましょう。●郵便年賀.jp
元記事URL http://suumo.jp/journal/2016/01/07/103595/

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