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祝一周年! 台湾のお天気お姉さん『Weather Girls』 世界初の独占取材でその人気の秘密に迫る!

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台湾のネット放送局「壹電視(Next TV)」が制作する『Weather Girls』。かわいい台湾の女の子たちが、ときに日本語を交えながら月替わりのテーマとコスチュームで天気予報をお伝えする人気番組です。

今回ガジェット通信は、この8月で一周年を迎えた『Weather Girls』への世界初の独占取材に成功。番組の産みの親であるディレクターのレスター氏へのインタビューと番組のメイキングシーンを通して、台湾から発信される“カワイイ”の舞台裏に迫りました!

※記事には取材の様子が多くの写真で紹介されています。写真が表示されない方はガジェット通信記事ページでご覧ください。

「台湾のかわいい女の子を紹介したい」それがきっかけでした

記者:一周年、おめでとうございます。

レスター:ありがとうございます。2010年の8月に番組をスタートして以来、最初は試行錯誤もありましたが、台湾、そして日本の皆さんをはじめとした世界中からの応援のおかげで無事一周年を迎えられました。

記者:こういうユニークな天気予報を作ろうと作ろうと思いついたきっかけは何だったんでしょうか?

レスター:台湾のかわいい女の子をフィーチャーした番組を作りたいというのがスタートでした。いろんな女の子を紹介できて、気軽に、しかも毎日見てもらえる……、そのためにはどんな番組にすればいいだろうと考えて、天気予報のスタイルにすることを思いついたんです。

記者:最初から天気予報を作ろうと思っていたわけではないのですね。

レスター:はい。というか、私たちの番組で天気予報の部分って見てます?

記者:……正直、見ないですね(笑)。

レスター:ですよね(笑)。天気予報は日替わりの番組を作り、それを見てもらうための最初のきっかけに過ぎないのです。現在お伝えしている天気は台湾とアメリカだけですが、今後は日本の皆さんにももっと番組を見てもらえるように日本の天気もお伝えしたいですし、例えばタイをはじめとした、世界の多くの地域の天気もお伝えできればと思っています。

台湾で“カワイイ”を伝えるために日本をフィーチャー


記者:たとえ番組の中に日本の天気予報がなくても、毎日『Weather Girls』を見ているファンは日本にも大勢います。日本人が『Weather Girls』を見るようになったきっかけとしては、番組の中で日本語が使われていることが大きかったと思うのですが、なぜ台湾やアメリカの天気予報に日本語を使おうと思ったのでしょう?

レスター:これはもともとは日本の皆さんのためではなく、どうすれば女の子をかわいく紹介できるか考えた結果だったんです。

記者:と言いますと?

レスター:6月のテーマ「卒業」がとても分かりやすい例になると思います。このテーマで女の子をかわいく見せるには日本のスタイルを参考にするのが一番だよねということになり、日本の制服をモチーフに、そこにさらにアレンジを加えた衣装を制作し、台湾の大学の中ではキャンパスの雰囲気が日本の大学にとても似ている実践大学に協力をお願いしてロケをしました。こうやって作った映像ですから、あとはもう徹底的に、テロップも日本語にして女の子たちにも日本語を話してもらう……。こうやって日本の“カワイイ”スタイルをお借りする事で、女の子をより魅力的に紹介できると思ったのです。

記者:日本の“カワイイ”が台湾の皆さんにそうやって受け入れられているというのはひとりの日本人としてとても嬉しいですね。

レスター:日本の皆さんに見てもらうことを目的に日本をフィーチャーしたわけではなかったのですが、これを日本の皆さんが喜んで下さって、その結果『Weather Girls』を応援して下さる方が日本でも増えているというのは私たちにとっても本当にありがたいことです。

衣装、音楽、すべてが完全オリジナル


記者:先ほど日本の制服をイメージした衣装を作ったとおっしゃいましたが、毎月のコスチュームはオリジナルなのですか?

レスター:コスチュームだけではありません。音楽も含めて、映像の中に見えているもののすべてが完全オリジナルです。

記者:それはすごいこだわりですね!

レスター:はい。毎月のテーマに沿ったコスチュームをきちんと作ろうとすると既製の衣装では対応できません。たとえば「エコ」をテーマにした5月は、コスチュームの中に緑の芝生をイメージした要素を取り入れたくてショートパンツ、グローブ、トップスのストラップを同色のボア素材で揃えたのですが、このように細かくこだわると既製品では無理です。

記者:毎月の制作にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?

レスター:約2週間です。制作チームが衣装や収録用の小道具などを用意している間に女の子たちにはセリフとダンスを覚えてもらいます。振り付けはあらかじめムービーとして女の子たちに渡して収録日までに覚えておいてもらい、収録当日はちょっとした修正程度で済むように準備してもらっています。

記者:セリフはどのように覚えてもらうのですか?

レスター:日本語の場合、日本語が話せる女の子のには日本語をそのまま渡し、日本語が話せない女の子には日本語を注音符号(注:台湾で使用される伝統的な発音記号)やピンイン(注:アルファベットによる発音記号)に音写したものを渡して覚えてもらっています。英語は全員問題ありませんね。

カワイイ&セクシーにとどまらない毎月のテーマ

WeatherGirls 911 movie(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1312065908

記者:毎月のテーマはどのようにして決めているのですか?

レスター:10月の双十節(注:台湾で行われる中華民国の建国記念日)や2月の春節(注:旧正月)のような台湾人にとって重要なイベント、12月のクリスマスのように世界的にメジャーなイベントがある場合は当然そのイベントをフィーチャーし、その中で『Weather Girls』らしいかわいらしさやセクシーさをどのように表現しようかと考えています。

重要なイベントがない月には新しいアイデアを試してみることもあります。3月は「シェイプアップ」がテーマでしたが、実はこれは2月のテーマの続きで、春節のパーティの食べ過ぎと飲み過ぎで太ってしまった身体をシェイプアップしましょうという意味だったんです。番組の中では視聴者の皆さんにシェイプアップを呼びかけていますが、実はこれ、ウエザーガールたちへの私からのメッセージでもあるんです。

記者:「きみたちも太っちゃダメだぞ」と。

レスター:はい(笑)。でも時にはカワイイやセクシーから離れて、世界の問題にコミットすることもあります。例えば9月のテーマはセクシーなフライトアテンダントだったのですが、アメリカでの同時多発テロからちょうど10年となった2011年9月11日だけはセクシーを封印し、音楽も変えて、亡くなられた方々に対する哀悼を込めた特別編としました。

記者:5月はすべての番組の最後に、日本に向けたメッセージを添えて下さっていましたね。

レスター:はい。現在進行形の災害に対して私たちにどのようなことができるのだろうかと悩んだのですが、未曾有の震災に見舞われながらも復興に向けて頑張る日本の皆さんへウェザーガールらしいエールを送りたいと考えて、女の子たちから日本の皆さんへ向けた応援メッセージを添えさせてもらいました。

記者:台湾の皆さんからはすでに沢山のご支援を頂いてたところに、さらにあのメッセージが聞けたのは本当に嬉しかったです。

レスター:台湾にとって日本は最も親密な国です。私たちのあのメッセージが日本の皆さんを少しでも励ますことができたなら、それは私たちにとってもとても光栄なことですね。

ウェザーガールズは14人体制!

噂のお天気系女子WeatherGirlsに台湾まで会いに行ってきてみた。(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1312066690

記者:話題を番組に戻して……。そういえば6月の「卒業」と、7月の「新入社員」も続きのテーマになっていましたね、しかもとても意味深な(笑)。7月1日の番組で新しい金曜日ガールのニョーニョーちゃんを初めて見たときは「ああ、“卒業”とはこういう意味だったのか! 6月までの女の子は全員卒業なのか……」と驚いてしまいました。

レスター:あれは皆さんを驚かせてしまったみたいですね(笑)。私たちの『Facebook』ページにも、以前からのファンの皆さんから沢山の問い合わせを頂きました。7月の番組公開後すぐに「入れ替えではなくて新人追加なんですよ」と説明したのですが、今でも以前からの女の子のファンからカムバックのリクエストが寄せられています。驚かせてしまって申し訳ありません。

記者:入れ替えではなく新人追加。ウェザーガールは合計14人になったということですね。

レスター:はい。14人体制です。実は入れ替えは今までにも少しずつ行われていて、番組スタートから1年間ずっと登場しているのはミニとうみの二人だけなんです。ですからこの先も今の14人のまま、入れ替えがまったくないということはないかもしれません。しかし、多くの皆さんに応援していただいた6月までの7人はこれからも登場しますよ。8月は『Weather Girls』一周年なので、普段よりも多くの女の子たちが登場する一周年記念テーマでお届けします。どうぞお楽しみに!

番組から飛び出した展開も!? ますます盛り上がる『Weather Girls』


記者:めでたく二年目を迎えた『Weather Girls』ですが、今後の展開を教えて頂けますか?

レスター:最初にも言いましたが、番組作りとしては台湾とアメリカの天気、英語と日本語だけではなく、もっと世界に向けて幅広く発信できる番組に育ててゆきたいと考えています。その過程で、台湾人以外のウェザーガールが加入しても面白いかもしれませんね。それと同時に、これまでの天気予報番組の枠を越えた活動も検討しています。将来的には……、例えば日本におけるAKB48のように、数多くの女の子たちを紹介し、その一人一人の魅力を様々な形でファンのみなさんにお届けできるような展開ができたらいいなと考えています。どうぞご期待ください。

記者:これからの『Weather Girls』の展開を楽しみにしています!

Weather Girl | 壹電視 Next TV
http://www.nexttv.com.tw/weather/[リンク]
WeatherGirls (Facebook page)
http://www.facebook.com/WRGirls/[リンク]
WeatherGirls (Twitter)
http://twitter.com/#!/WRgirls/[リンク]


月曜日ガール ハイちゃん


火曜日ガール エスちゃん


火曜日ガール エンジェルちゃん


水曜日ガール ミミちゃん


金曜日ガール ミニちゃん


金曜日ガール ニョーニョーちゃん


土曜日ガール うみちゃん

※この記事は、カメラマン山本大悟さんの寄稿です。
同じ内容で英語版、中国語(繁体字)版の記事も寄稿いただいています。

英語版記事
One Year Anniversary Celebration! We take an exclusive world first look at Taiwan’s “Weather Girls” and close in on the secrets to their popularity!
http://getnews.jp/archives/132849[リンク]

中国語(繁体字)版記事
周年慶! 我們獨家專訪到台灣的 “Weather Girls” 氣象女孩以及他們是如何受歡迎的秘密
http://getnews.jp/archives/132885[リンク]

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ウェブサイト: http://getnews.jp/

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