教育委員会が激怒しそうな語呂合わせ(Noblesse Oblige 2nd by iGCN)

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教育委員会が激怒しそうな語呂合わせ(Noblesse Oblige 2nd by iGCN)

今回はiGCNさんのブログ『Noblesse Oblige 2nd by iGCN』からご寄稿いただきました。
※この記事は2015年11月20日に書かれたものです。

教育委員会が激怒しそうな語呂合わせ(Noblesse Oblige 2nd by iGCN)

さて

今日はこのニュースにモヤモヤシタ。

「「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)足すと皆殺し(37564)」 女性教諭、算数授業で「不適切」語呂」 2015年11月20日 『産経ニュース』
http://www.sankei.com/affairs/news/151120/afr1511200007-n1.html

神奈川県藤沢市の市立滝の沢小学校で、女性教諭(40)が算数の授業の際に「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと皆殺し(37564)になる」とする語呂を読み上げて電卓の使い方を教えていたことが20日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は「不適切な指導方法だった」とし、保護者説明会を開いて謝罪する。

こんくらいの事で一々目くじら立てて、教育委員会ってよっぽど暇なんだなぁと思う。

と言うわけで、今日は自分が今までに教わってきた、教育委員会が激怒しそうな語呂合わせを思いつくままに挙げていく。

文学篇

●【人殺し色々】

皆殺しからの連想で、まずは「人殺し色々(1564-1616)」を御紹介。

これはウィリアム・シェークスピアの生没年(1564年生、1616年没)を覚えるための語呂合わせ。

人殺しの話を色々と書いたシェークスピアには相応しい語呂合わせだが、教育委員会が聞いたら激おこだろうな。

化学篇

●【日活ポルノ朝サービス】

ここからは元素の周期表の語呂をいくつか御紹介。元素の周期表の縦の列を「族」と呼ぶが、これは第15族の元素を覚える語呂。

日(N)活ポルノ(P)朝(As)サー(Sb)ビス(Bi)

ちなみにこれを教えてくれたのは、高校生の頃の化学の先生(女性)。新任のうら若き女教師が男子高でこのような事を教えるのは不適切きわまりない!男子生徒の意欲が別方向に増強され、勉強意欲が大いに削がれてしまう。教育委員会が聞いたら激おこぷんぷん丸である。

●【おっさんセンズリ手にポトリ】

同じく周期表の語呂。これは第16族の元素を覚える語呂。

お(O)っさ(S)んセ(Se)ンズリ手(Te)にポ(Po)トリ

高校生の頃にはおっさんの悲哀はなかなか想像もできなかったが、今となっては身にしみる。おっさん以上が多そうな教育委員会が聞いたらムカ着火ファイアーである。

●【ふっくらブラジャー愛のあと】

同じく周期表の語呂。これは第17族の元素を覚える語呂。

ふ(F)っくら(Cl)ブラ(Br)ジャー愛(I)のあと(At)

これも高校生には別世界過ぎて想像もできない世界のロゴだな。想像できなかったのは俺だけかもしれないが・・・。既に御無沙汰の教育委員会が聞いたらカム着火インフェルノである。

●【変なねぇちゃんある暗闇でS○X連発】

同じく周期表の語呂。これは第18族の元素を覚える語呂。

変(He)なねぇ(Ne)ちゃんある(Ar)暗(Kr)闇でS○X(Xe)連発(Rn)

そんなねぇちゃんは単なる恥女だと思うけど。これも教育委員会が聞いたら激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームである。

地学篇

●【フォッサ・マグナ(大地溝帯)】

これは語呂合わせじゃないけど、教育委員会が聞いたら黙っていないだろうと思うのでついでに紹介する。

中学生の時、地理の授業でフォッサ・マグナについて教わった。ちなみにフォッサマグナとは、

フォッサマグナ(Fossa Magna)は、日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる地帯。中央地溝帯、大地溝帯とも呼ばれる。

である。

地理の教師はすでに60歳を超える高齢のおじいちゃんだったと記憶しているが、Fossa Magnaはラテン語で「大きな割れ目」の意味であると述べたその直後に、彼がこう言い放ったのである。

割れ目割れ目と言っても、皆さんの想像する割れ目とは違いますよ。

教室内は大爆笑に包まれた。当時うぶだった自分はワケも変わらず周囲に合わせて笑ったのだったが、今となってはその意味がよく分かる。汚れちまった悲しみだな。

教育委員会が聞いたら、、、、これはもうハルマゲドン

さいごに

話をもとの37564に戻すと、小学4年生に対しての授業でこの語呂合わせが紹介されたと言う。

小学生くらいだとまだ良い事悪い事の判断がつかないから、単純に「面白い話を聞いた!」と思って親に話した子供がいるんだろうな。それでよせばいいのに親がチクったんだろう。

中学生くらいになると良い事悪い事の区別がついてきて「これは親に言ったらアカン奴や」ってのが分かってくるから、先生がちょっとくらい大人向けのギャグを言っても表面化しないのだと思う。

なんでもかんでも問題にしていったら、教師も萎縮してしまって言いたい事も言えない世の中になってしまう。

それから、不思議とチョットいけない語呂合わせの方が後々まで記憶に残る。教育効果はむしろ高いから有効活用すべきだろう(?)。

では

執筆: この記事はiGCNさんのブログ『Noblesse Oblige 2nd by iGCN』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年12月07日時点のものです。

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