絶対マネしたい!Facebook先進国の4事例から学ぶ“極めて”ソーシャルなFacebookページの使い方

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Facebookの「ソーシャルグラフ」、販促に活用できてますか?
企業がFacebookを利用する事のメリットの1つに、APIを使って「Facebookのソーシャルグラフ」を活用できる、という点があります。
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(引用:Markezine
上記のニールセンの調査によると、『ネット上の口コミ』よりも『知人からの紹介』のほうが、信頼度が20%も高い、という結果が出ています。Facebookページでは、API公開されているソーシャルグラフを使うことによって、この『知人からの紹介』の導線を作り出すことが出来ます。

また、ソーシャルグラフの使い方は紹介だけではありません。『友達に聞いてみる』というアクションを誘発させる事により、『安心して購入できる』『(相談された)友達に情報が拡散する』といった効果もあります。今回はそんなソーシャルグラフを、うまく活用できている海外の4事例をご紹介します!
 

1.家電量販店Bestbuy(ECサイト)の活用事例

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http://www.facebook.com/bestbuy
 

ベストバイとは?

ベストバイは、アメリカに本社を置く世界最大の家電量販店です。アメリカと、カナダ、中国合わせて1150店舗を展開していて、フォーチュン100にも選ばれています。
 

ソーシャルグラフ活用ポイント:「友達に相談できる!」

皆さんも、レビューやレーティングを見てから商品を買った事があるかと思います。でも、レビューやレーティングだけだと、どっちが良いか正直分かりませんよね!!(私も決め切れません。)そんなときはBestbuyのこの機能、「shop+share」の出番です。
 

「shop+share」はこんな機能!

shop+shareは「買いたい物について友人に相談できる」機能です。画像で具体的な流れを以下で見ていきましょう。

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単純に各商品にシェアボタンを付けているだけですが、「Ask Friends」という見せ方をする事によって、相談や拡散につなげています。Facebookコマースだけではなく、商品紹介のページなど幅広く使える仕掛けです。
 

2.ディズニー映画PROMの活用事例

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http://www.facebook.com/DisneyProm
 

Disney Promとは?

ディズニーが公開している映画です。「プロム」とはアメリカの高校での「卒業ダンスパーティー」イベントを指しており、ある高校の「プロム」を巡って高校生の男女が様々な思いを交差させる学園ラブ・コメディーです。
 

ソーシャル活用ポイント「友人を映画に誘える!」

皆さんは映画を友人と見に行きたい時、まず何をしますか? 見る映画を決め、友人を誘い、チケットを予約し、当日お金を払い・・・といったところでしょうか。しかしながら互いの都合を合わせるのはなかなか大変で、苦労されている方も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、この「Tickets together」の機能です!

「Ticket together」はこんな機能!

Tickets togetherとは、友達を誘い、日程を決める、といった事が、全てFacebookページ上で済ませることができる機能です。画像で具体的な流れを見ていきましょう。

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もう「Ticket together」のタブは落とされてしまっています。
ただ、ディズニーは『トイストーリー3』でも同じような事をやっていたので、映画を出す度に同じ仕掛けを使うのではないかと思います。
<参考記事>
・ Facebook内コマースが凄い! トイストーリー3のチケット販売!!

この取り組みは、「映画」 だけではなく、「勉強会」「セミナー」「飲食店」などで幅広く使えます。
 

3.コーヒーチェーン スターバックスの活用事例

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http://www.facebook.com/Starbucks
 

スターバックスとは?

世界的に展開しているコーヒーチェーン店です。日本でもおなじみですね。
 

活用ポイント「友人へプレゼントができる!」

友人の記念日を祝いたい!けれど、忙しくて直接会う時間がとれない。。。そんなことはよくありませんか?そんな時に役立つのが「starbucks card」の機能です!
 

「starbucks card」はこんな機能!

一言で言うなら、オンライン上でstarbucksカードを友人にプレゼントできる機能です。画像で具体的な流れを見ていきましょう。
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という感じでクレジットカードの入力後に完了になります。

まだまだ日本ではFacebook経由でのギフトサービスは少ないですが、「花」「ギフトカード」「電報」など、お祝い事系の事業者の利用が今後進むのではと思います。
 

4.ファッション雑誌『Flair』の活用事例

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http://www.facebook.com/flairnl
 

Flairとは?

べルギーのオリジナル・ファッションを発信するために創刊されたベルギー初のファッション雑誌です。主に女性向けファッションを扱っています。
 

ソーシャル活用ポイント:「タグ付けで質問できる!」

街ゆくおしゃれな人が来ている服が気になったりすることはありませんか?ただ、「どこで買った服なんですか?」「いくらでした?」とはなかなか直接聞きづらいですよね。そんな時に役立つのが「Fashion Tag」の機能です!
 

「Fashion Tag」はこんな機能!

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Fashion Tag とは、気になる服装の人にタグ付けを行い直接質問ができる機能です。この機能の使い方は大きく「A.友人の服をタグ付けする」「B.気になる写真にコメントする」の2つに分けられます。それぞれの具体的流れは以下のようになります。
 
A.友人の服をタグ付けする
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B 気になる写真にコメントする
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コメントは友人の写真でなくても可能です。これがきっかけで友人の枠を超えて新たなつながりが生まれるかもしれませんね!アパレル以外にも、アクセサリー・家具・旅行(写真に写っている旅行先を聞く)など、皆さんが写真に写すものであれば何でも活用可能なアイディアです。
 
 
Giax ソーシャルメディア ラボ
http://blog.livedoor.jp/gx_socialmedia_lab/
Giax ソーシャルメディア ラボのFacebookページ
http://www.facebook.com/socialmedia.gaiax
公式Twitterアカウント @GX_SocialMedia
 
※画像は『Facebook』から引用されています。
 

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