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【忍殺?】ロンドンで東京夜市開催中!謎の和風テイストが最高に面白過ぎた!!前編【ブレラン?】

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ここロンドンでは最近、「Pop-up store」というスタイルの飲食店やショップが大いに人気を集めている。様々な業態の店が期間限定で出店し、すぐに閉めてはまた次のお店が次々と現れるという、イギリスではかなりメジャーな宣伝手法でもある。

特に人・モノ・情報の出入りがナイアガラの滝のように激しいロンドン東部、Shoreditch(ショーディッチ)地区では目抜き通りの多くの店がこの「Pop-up store」だ。もちろん、その規模も業態も多種多様。2日で終わるものもあれば3ヶ月続くものもあり、その全体像を把握するのは極めて難しい。

そして今回、筆者は地元の友人の導きによりとんでもない「Pop-up」なマーケットを発見してしまったのだ!折しも「ラーメン戦争」が勃発中とも言われるほど、日本食がブームの現在のロンドン。ということで、今回ご紹介するのはズバリ「日本の夜市風」なPop-up、その名も「ナイトテイルズ東京」!まさかここまで外国における日本像が進化していたとは、正直感動を禁じ得ないほど面白かったので写真多めでその全貌に前編・後編に分けてじっくりと迫っていきたい!

Night Tales

Night Talesとは、ロンドンの若者文化の最北極に位置するとされるショーディッチエリアにあるフェスティバル型のPop-upだ。シーズンごとにそれぞれコンセプトが違うフェスティバル的なマーケットを期間限定で開催している、時代の最先端を行くロンドンっ子に人気の盛り場だ。今回は8週間の限定開催となっている。

流れとしては、入り口で入場料を払い、会場内にある様々な種類の出店や簡単なレストラン、バー、貸し切りスペースそして本格的なクラブサウンドを楽しめるというもの。今回の「ナイトテイルズ東京」をわかりやすく言うと、屋外型ラーメン博物館+ミニ野外フェスと言ったところ。実際、ロンドンのトップDJが集結しているということもあり、純粋に音楽だけを楽しむ事もできるぞ!
詳しくは是非公式サイトを参照してほしい!

入場料:5ポンド
営業時間:18:00~00:00
営業日:11/26,27,28,12/3,4,5,10,11,12,17,18,19
場所:288-299 Old Street,Shoreditch,London

[公式サイト] http://www.nighttales.co.uk/tokyonights

入場までの流れ

場所となるRed Market Spaceは、オールドストリート駅とショーディッチ駅の間にあるので、どちらの駅からも徒歩10分もかからない。Old street通りを歩いていると、上のように突如として「夜の物語 東京」と書かれた明らかにロンドンでは不自然な看板を発見することができるので、まず見逃す事はないだろう。

筆者たちが到着したのはPM7:30頃。PM6:00開場なのだが、流石に金曜の夜ということもあり待機列は長蛇の列。実は、事前にネットで支払えばこの列をスキップできるチケットも存在するので、リッチな方は是非そちらを試していただきたい。

といっても、10分ほど並んで入場することが可能。ボディチェックや荷物検査が厳しいので、煩わしい人は手ぶらで行ったほうがいいだろう。パリの事案もあり、このようなイベントではセキュリティがかなり厳しくなっているのを痛感する。

入場ゲートをくぐってから、入場料の支払い。1人5ポンドで、クレジットカードも利用可能。
入り口の看板から薄々感づいてはいたが、内側からはかなり変わった様子の日本がビシビシ伝わってくる。この時点で笑いを堪えることがかなり厳しくなってくる。

入場すると押してもらえるスタンプ。再入場にもボディーチェックを受ける必要があるので、少し注意が必要。

入場料だけでなく、各種飲食やドリンクにももちろんクレジットカードは使える。しかし、どこも行列が長いのでスムーズに支払いを済ませたいのなら現金がおすすめ。なお会場内にATMは無いので、目の前にあるスーパーのATMから現金を引き出しておくと楽。無駄に巨大な看板で知らせてくれるあたりに、おもてなしの心を感じてしまう。

テントを抜けると、そこは不思議の国ニホンでした

このイベントエリアは基本的に屋外だ。一部の店には小さな屋内席が用意されているが、それ以外は基本的に巨大テントで覆われた野ざらし席。といっても足元にはウッドチップが敷き詰められており、居心地は結構良い。

はやる気持ちを抑え、メイン会場へと伸びるテントを抜ける。
なんの前触れもなく現れる「新鮮な お寿司」「50m先 工事中」などの看板を目にすると、ネオサイタマにトリップしてしまったのかと錯覚するほどの感覚を覚える。海外で自国の文化に触れることが、ここまで目眩を催すものだったとは、実際目からウロコな体験だった。

ロンドンといったらグラフィティ!ということなのだろうか。壁面にはあらゆるニホン要素が詰め込まれており、極彩色の様相を呈している。

そこそこに広い会場なので、もちろん地図は重要となる。酒・ラブホ・便所と若者に必要なポイントを完璧に抑えている点に感服。「日本酒バー」と書いて「Sake Bar」と読ませるあたりにもシビれる。

「魚貝三昧」「激しくパーティしよう!」「うなぎあります」
映画『ブレードランナー』が好きな筆者は、「2で十分ですよ!!」といつ言われるのかとワクワクが止まらなかった。

残念ながら「新鮮なお寿司」は販売していなかった。しかし、「巷で一番人気の日本酒」はもちろん楽しめる。詳しくは後述するので、そちらを見ていただきたい。やたら「駐輪禁止」にこだわるのは、ロンドンっ子としての癖か。

そして気になっていた方も多いであろう、この看板。実はこの「ラブホテル」、フェイクでも何でもなく、実際に「営業中」なのだった!
公式サイトの予約欄を見てみると、「LOVE HOTEL SUITES」として貸しきれる様子。お値段300ポンドと半端ないが、おそらくここがロンドンで唯一の「ラブホテル」だと思われるので試す価値はありそうだ。(もちろんホテルではありません)

トイレもしっかりとしたものが完備されている。屈強な警備員がドア付近に待機しているので安心して用を足す事ができるぞ!
「犬はつないで下さい」という文言もなかなか意味深。

メインエリアではDJに合わせて踊りまくるロンドンッ子が!!日本酒も大人気!

そして、この大量の提灯がぶら下げられた盆踊り会場のようなエリアが、メインエリアとなる「踊り場」。中央には大きなDJブースが備え付けられ、日毎にロンドンでも著名なDJ達が会場を沸かせている。テクノポックやクラブサウンドに合わせ、アサヒビールを片手に提灯の明かりの下で踊り狂うロンドンっ子達の姿は、なかなかエキゾチックで自分が今どこにいるのか一瞬わからなくなるほど!(笑)

「適正飲酒」

アルコールについても触れておきたい。ご存知の通り、ロンドン人は大のビール好き。普段はとにかくビールを飲みまくるが、ここでは少し変わったお酒を楽しんでいるようだった。まずは何と言っても日本酒、”SAKE”サケ。先ほど述べたメインDJエリアの上には2階席があり、そこはなんとSAKEバーになっているのだ!結構たくさんの種類がおいてあるので、踊り疲れたら2階に上がってサケを楽しむのも乙なもの。さらにアサヒなどのニホンのビールや、ユズ酒という謎のカクテルもそれぞれのお店で提供されている。

「巷で一番人気の日本酒」
このように晩秋ながらも、桜の花と妖しい照明のお陰で見事に「日本」を表現しきっている。妙に「雅」な感じがするのは、気のせいだろうか。


日本酒のラインナップとしては、「守破離純米大吟醸」から「伯楽星」さらに10年物の「達磨正宗」(なんと1杯20ポンド!)などなど、その他にも結構種類が豊富。梅酒なんかもあったりと、ただ単にSAKEをゴリ押ししている訳ではないようだ。

日本酒がここまでオシャレにディスプレイされるとは、さすがロンドン。盆栽などのアクセントで、細部まで会場がデコレーションされているのが見ていてい楽しい。

カクテルやショットを飲んで盛り上がりたいなら、ここ「ゴールデン・ガイ・バー」がおすすめ。
新宿ゴールデン街との関連性は不明だが、ユズ・カクテルやハイボール、ゴールデン・ガイ・パンチトーキョー・ショット、アサヒビールなどが4~8ポンドで楽しめる。意外と良心的な値段設定なのが嬉しい。(ロンドン基準)

如何だっただろうか?世界中心ロンドンで発見した「東京」。ここでの予想の遥か斜め上を行く「日本」のイメージ像は見ていて実に面白く、実際ロンドンの人もかなり楽しんでいるようでなんだか関心してしまう。おそらく、中途半端な和風テーマパークなどよりは遥かに楽しめるだろう。筆者的には東京にも同じような施設を作って欲しいほどハマってしまった。

後編では日本人でも大満足の和風「フード」と、会場の至る所で目撃できる謎の「日本語」についてフォーカス!爆笑必須なので是非合わせて読んで欲しい!

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