これぞ天然の万能薬!“医者いらず”のアロエの効能

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ユリ科の薬用植物、アロエ。その原産地はアフリカからインドの広い範囲にわたります。太古の昔から薬草として用いられてきたそうで、あのクレオパトラやアレキサンダー大王、医学の父と呼ばれるヒポクラテスもアロエを健康のために珍重したというエピソードが残っています。

アロエには300以上の種類がありますが、日本でもっとも普及して親しまれているのが“キダチアロエ”です。庭先や鉢植えで栽培している方も多いでしょう。中国を経由して日本にアロエが伝わったのは鎌倉時代といわれています。アロエは古くから“医者いらず”といわれ、切り傷ややけどの治療の外用薬として葉のゼリー状の部分を患部に塗ったり、胃腸の健康を整えるために内服したりするなど、さまざまな民間療法に使われてきました。

実際、アロエに含まれる成分には幅広い健康効能が期待できます。
まず苦みの成分となっているアロイン、アロエエモジンには、胃液の分泌を促して胃腸の働きを良くし、消化不良や便秘を改善する作用があります。
アロエを切ったときのゼリー状の部分に多く含まれる多糖類系成分・アロエウルシンには、抗炎症作用があります。切り傷ややけどに効くのはこの成分です。また、この成分は内服することで胃潰瘍や慢性胃炎の症状改善に有効とされています。
そのほか、抗がん作用・抗菌作用のあるアロミチン、抗菌作用のあるアロエチン、血糖値を下げる効果のあるアロエボラン、アミノ酸やミネラルも多く含まれています。

このようなさまざまな効能から、アロエは“天然の万能薬”ともいわれているのです。
さらにアロエには肌にうるおいを与えるムチン質も多く含まれており、美容効果も高くなっています。歴史を動かしたクレオパトラの美貌にはアロエが一役買っていたのかもしれませんね。

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