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相次ぐ動物殺傷事件でもの申す! 無闇に不安感を煽る報道は犯人を調子に乗らせるだけだ!

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突然だけど、僕はここ数日、大変に憤っている。

理由は連日のように報道されている動物殺傷事件についてのニュース。11月初頭から全国区で報じられているところであるが、横浜市中区ではここ2か月のうちに、8頭もの猫が相次いで不審な死を遂げていたことが分かっている。

何者かが毒殺したと見られているが、心苦しいのは死んだ猫がいずれも地域住人が普段から世話をしていた猫であったということ。愛されていた動物が殺されることは痛切の極みに違いない。

今年の夏以降、人間に虐待されたと見られる猫についての報道がポツポツと目に付くようになっていただけに、心が潰されそうな思いである。(文:松本ミゾレ)
猫に続きハトやカモも……相次ぐ報道に閉口

さらにこの事件と平行して、最近僕の心を嵐のように荒れ狂わせているのが埼玉県入間市で先月25日に発見された、首の付近に矢が貫通していたカモのニュースだ。とんでもなく残虐で愚かな行為と言うほかない。このカモは4日午後に公園管理事務所職員が捕獲に成功し、現在は矢も除去され元気にしているというのが唯一の救いだ。

ところがひどい事件は続くもので、6日放送の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)では、栃木県大田原市で首のないカモやハトの死骸が発見されたと報じている。殺された鳥は首を刃物で切られているという。明らかに自分よりも弱い存在に対して、あんまりな所業である。

しかし僕はこの一連の残虐な行為、マスコミがあまりに騒ぎすぎるから、馬鹿で惨めな犯人を調子付かせて、さらには模倣犯を増やす可能性も増やしているように思える。
動物を惨殺する人間は大部分が弱虫、恐れることはない!

報道がこういう事件を取り上げた後、お定まりのパターンでコメンテーターが口にするのが「犯人がいずれ動物だけじゃなく、人に危害を加えるかも知れない」という危惧だ。こうして身近に異常な犯罪者が潜んでいるという警鐘を鳴らすのも、マスコミの大事な仕事かもしれない。

確かに、動物を殺すことからエスカレートして、人間をターゲットにするようになった凶悪殺人犯というのも過去にはいる。ただ、動物を虐待して殺すような人間は、その大部分が弱虫で、自分に勝てない小さな存在にしか力を誇示できない情けない人間だと思う。

こういう人間が自分の犯行を報道で見てどう感じるか。もしかしたらさも自分が世間を揺るがす凶悪な犯罪者だと錯覚して陶酔するかもしれない。

だったら、報道の際にいちいち危機感を煽るBGMや視覚効果を使って視聴者を不安にさせるようなことはせず、事実を淡々と報道するに留めた方がいいだろう。今のままでは、連日の報道を見て、世間を騒がせようとマネする輩が増える可能性だってある。
これ以上の模倣犯を出さないためにもマスコミは冷静な対応を

何年か前、花壇の花がズタズタに踏みつけられたことが報じられたこともあったが、残念なことにその直後、僕の住んでいた地域の公園の花壇が滅茶苦茶に荒らされていた。せっかく綺麗に咲いていた花が無残な姿になっていたのは悲しかったし、なにより世話をしていた人の心をなんだと思っているのか。

今回の件にしても、埼玉県でカモに矢を撃ち込んだ人間と、栃木県でカモやハトの首を切って殺した犯人は同一人物じゃない可能性がある。栃木県の犯人は模倣犯である可能性だって当然出てくるはずだ。

もしもマスコミが不安を煽ったりせずに淡々と報じていれば、こうした事件はこうも続かなかったも知れない。首を切られて殺されるハトもカモも出なかったかもしれない。報道する立場にいる人間には、大局的な視点を持って冷静に対応してもらいたいものである。

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