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君は、人類の英知を結集した最強の鍋「ピェンロー鍋」を食べた事があるか。(Yukibou’s Hideout on Hatena)

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今回はゆきぼうさんのブログ『Yukibou’s Hideout on Hatena』からご寄稿いただきました。
※この記事は2015年11月3日に書かれたものです。

君は、人類の英知を結集した最強の鍋「ピェンロー鍋」を食べた事があるか。(Yukibou’s Hideout on Hatena)

今週のお題「愛用しているもの」

わあい、ゆきぼうIHホットプレートだあいすき。

11月に突入し、日に日に寒くなってくる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

いま住んでいるアパートに引っ越しして少し経った2010年の4月に、下記の商品を購入した。PanasonicのIHホットプレートである。

「Panasonic IHホットプレート ブラック KZ-HP1100-K」 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DFW4SYY/

今ではモデルチェンジして、天板?の色が黒になっているが、自分が買ったのはこの前のモデルで、天板部分が白いやつだ。これ、当時は業界初のIHホットプレートだった。確か購入価格は23000円前後だった。今は20000円を切っているのか…

それまではイワタニの「カセットフー エコスリム」なるものを使っていた。

「イワタニ カセットフー エコスリム 【エコ燃費&スリムボディ】 CB-ECO-SLIM」 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001L4N5B0/

カセットコンロでエコって何を言っているんだと思われるかもしれないが、これは「ヒートパネル」という、ガス使用中にボンベを適度に温める機構を採用することで、ガス圧の低下を抑制し、高火力を維持しつつ中の燃料を最後まで消費するとかいうものだった。

更に、このエコスリムは内炎式のバーナーを採用している。

普通、ガスコンロと言えば内側から外側に向かって炎が出るものだが、その炎が鍋の外側に溢れてしまって無駄が多くなっていた。内炎式のバーナーは、外側から内側に向かって炎が出るので、こういう無駄なエネルギーが少ない。

あくまで2009年当時のイワタニの試算であるが、2.9kWの火力で3.5kW相当の能力を発揮し、ガスの消費量を約16%削減、CO2の排出量も約16%削減するらしい。時代はエコだな。

我が家は冬になると鍋率が急上昇する。まあ、夏でも気にせず鍋をやるんだが、冬になるとその頻度は週イチくらいにまで高まるのだ。

なので、一般的な器具ではあるが、正直使いにくいカセットコンロよりも、メンテナンスも簡単なIHホットプレートを購入した次第である。

確かに、カセットコンロならボンベ付きで買っても4000円ちょっとと安く済むのであるが、ホットプレートなら夏に焼き肉も出来るし、IHホットプレートならメンテナンスも簡単だ。なにしろ、食べ終わったらアタッチメントと天板を布巾で拭くだけで済むからだ。シーズヒーター式のホットプレートではこうはいかない。

既に購入から5年以上が経過し、実計算はしていないが十分に減価償却をしたと個人的には思っている。こまけえこたぁいいんだよ。

ちなみに、それ以前に実家で使っていたホットプレートは東芝製だった。でも、箱を見たら「東京芝浦電気」って書いてあった。いつのだ。

というわけで、冬になると鍋ばっかりやっている我が家なのだが、鍋と言ってもバリエーションが沢山あって、それら全てを食べたいのでローテーションしながら食べている。

そんな我が家の鍋でも、ダントツで食べる率が高いのが、中国南部のチワン族の郷土料理とされる、人類最強にして至高の鍋料理「ピェンロー鍋」だ。

ピェンローを食べて死ね。

ピェンローは、妻がどこかのサイトで絶賛されていたのを見て、実際に作ってみたのがそもそもの始まりだった。

よくよく調べてみると、元々は舞台美術家でエッセイストでもある妹尾河童という方が、著書「河童のスケッチブック」で取り上げたのが、広く知られるきっかけだったらしい。

「河童のスケッチブック (文春文庫)」 妹尾 河童(著) 『amazon』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167535068/

ピェンローのレシピは、ちょっと検索すると山程出てくるが、我が家のピェンローは若干妻のアレンジが入っており、オリジナルのものとは異なる。とはいえ、エッセンスは同じなので、この辺りは好みの問題だと言えるだろう。

とにかく、このピェンロー鍋は馬鹿みたいに美味い。

どのくらい美味いかというと、鍋のローテーションとして普通の鍋→ピェンロー→モツ鍋→ピェンロー→鴨鍋→ピェンロー…と言う具合に、一つ鍋を食べるごとに逐次挟んでしまうほどに美味い。ナポリを見て死ねではなく、ピエンローを食べて死ねと言いたいくらいだ。

代表的なレシピとして、dancyuのサイトのリンクを貼っておく。

「dancyu読者支持率No1 ピェンロー」 『dancyu.com』
http://www.dancyu.com/user/scripts/p_attribute.php?attribute_id=362

ピェンロー鍋の最大の特徴は、干ししいたけを一晩付けて作る出汁だ。つまり、ピェンローを食べたかったら前の日からの準備が必要だ。

その出汁に大量の白菜と、豚バラ肉や鶏もも肉を入れる。我が家では焼き豆腐も投入する。オリジナルのレシピでは、つけダレとして塩を皿に振り、出汁を入れて溶いて食べることになっているが、我が家ではあらかじめ鍋に塩を入れて味を整える。

さらに、「白菜がクタクタになるまで煮る」となっているが、我が家ではそこまではせず、シャッキリ感を残すようにしている。そして、ごま油を適当な量入れて、緑豆春雨(あらかじめ戻してはおかない)を入れれば、「ゆきぼうさんちのピェンロー鍋」の完成だ。


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2015/11/P01.jpg

最後に再び輝くピェンロー。

適度に煮こまれた白菜と、素晴らしい出汁の元となる干ししいたけ、その出汁で煮こまれたバラ肉ともも肉、そして、出汁を吸い込んだ春雨のハーモニーは筆舌に尽くしがたい。書いているだけで、その素晴らしい味を思い出してお腹が空いてくる。

だが、これだけでは終わらない。鍋には締めが付き物だ。寄せ鍋ならうどん、鴨鍋なら雑炊というように、ピェンローにも締めがある。

コトコト煮こまれて、元々の干ししいたけだけでなく、豚バラ肉、鶏もも肉、そして白菜のエキスが溶け込んだ出汁に、ごはんを投入してある程度煮こむ。オリジナルでは玉子は投入しない事になっているが、我が家では玉子を入れる。なぜって、そこに玉子があるからだ。

ホットプレートの電源を切り、ごはんと玉子を少々かき混ぜると、最高の出汁で作った最高の雑炊の出来上がりだ。

ピェンローの出汁は、それ単体でひっくり返るほど美味しい。それにごはんと玉子という最強タッグを投入したのだから、美味くないわけがない。いい加減にしろ。あれだけ白菜と肉と春雨をしこたま食べたにもかかわらず、まるで別腹のように雑炊が胃の中に入っていく。

最高である。

我が家では、ピェンローは歴代最高の鍋料理としてランク付けされている。いつかこのピエンロー鍋が爆発的にブームになって、日本全国どこでも食べられるようなメジャーなものになってくれないかと常々願っている。

ピエンロー、マジで美味しいので、しいたけが苦手とかで無かったら、是非作ってみて食べて欲しい。

あー、おなかすいた(´Δ`*)

執筆: この記事はゆきぼうさんのブログ『Yukibou’s Hideout on Hatena』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年11月05日時点のものです。

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