Googleの新デバイス「Chromecast Audio」のレビュー

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国内ではまだ発表すらされていない「Chromecast Audio」を米国から調達できたので、その使用レポートを紹介します。Google の新デバイスとなる「Chromecast Audio」は、メンコのような薄い円盤の形をした約 30g の小型デバイスです。Chromecast の名前が示す通り、Google Cast レシーバーなのですが、オーディオに特化した製品で、主にワイヤレス非対応のスピーカーをワイヤレス化することに使用されます。Chromecast Audio はスピーカーなどのオーディオ機器とケーブルで接続します。すると、音楽アプリの Cast ボタンを押すだけで、スピーカーから音が出力されます。価格は Chromecast と同じ $35。Bluetooth は不要なので、スマートフォンの楽曲を外部スピーカーで楽しんでいる方におすすめです。同梱品は Chrmecast Audio 本体、黄色いオーディオケーブル(アナログ)、USB 電源アダプタ・ケーブル、取説です。

本体はプラスチック素材でできており、側面に 3.5mm ジャック、電源用の Micro USB 端子、リセット用のボタンがあります。

付属の黄色いオーディオケーブルをスピーカーに接続し、Chromecast Audio 本体に電源を繋げばセットアップ完了です。今回は Sony SRS-X3 に接続してみました。動作や音質は全く問題ありません。

Chromecast Audio の設定は Chromecast アプリで行います。普通の Chromecast と同じ操作方法で名前や Wi-Fi への接続などを設定していきます。

後はアプリから Cast します。注意としては、Chromecast Audio はオーディオ専用の Google Cast for Audio に対応したアプリに対応している点です。Google Play ミュージックや Sound Cloud のような音楽アプリは利用できますが、例えば、YouTube では利用できないなど、動画を取り扱うアプリの多くは対応していません。

アプリからボリューム調節も可能です。Chromecast Audio では切り替え時に確認音が鳴るので、ボリュームレベルの変更を音で確認できます。

また、Chromecast Audio ならではの機能としては、ハイエンドスピーカー向けの「ハイダイナミックレンジ」オプションです。これを SRS-X3 で有効にしたところ、ClearAudio+ のように音質が向上しました。なので、さらに上位のスピーカーだとより良い音が出ると思います。

Chromecast Audio は小型のデバイスなのですが、外部電源が必要になるので、屋外利用には適していません。屋内のスピーカーの側に置いておくことが一般的な使い方になります。Source : Chromecast Audio

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