【日曜版】東京産業新聞社創立記念連載『新たに聞く~日本の新聞の歴史~』【序章】

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「ニュースはネットで読むから新聞はいらない」――インターネットの普及とともにこう考える人が増え、新聞の発行部数や広告収入は地滑り的に減少を続けています。もはや新聞の時代は過ぎ去り、その役割を終えつつあるかのように見えます。
新聞は、19~20世紀の世界を動かしてきた巨大なメディアでした。ほんの15年前には、「インターネットが新聞を追いやってしまう」という議論も、「新聞社が倒産してしまう」という予測も、深刻に受け止める人は多くありませんでした。
「いつか新聞がなくなる日」が刻々とリアルになっている今、新聞というメディアが描いてきた軌跡をたどりなおし、新聞が担ってきた役割を現代に置き換えながら考えてみると、ネットというコミュニケーションの場に対して話題を提供していく新しい“新聞”のイメージが見えてくるのではないかと思います。

『ガジェット通信』では、ネットを使った情報メディアを編集・配信するために設立された東京産業新聞社の創立を記念して、日本の新聞の歴史を振り返る連載を来週からスタートします。新聞はペリーの黒船とともに幕末の日本に現れたもののひとつ。今では想像もつきませんが、かつては新聞と読者が一体になって世の中を動かしていた時代もあったのです。編集部は、約150年の昔へタイムスリップすることから新聞の歴史を追いかけていきます。
みなさんも一緒に新聞が生まれた時のことを、もう一度思い出してみませんか?

東京産業新聞社 http://tokyosangyo.jp/

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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