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なんちゃってモッツァレラチーズ。無限の可能性を秘めた「塩豆腐」をアレンジしてみた

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「塩豆腐」をご存じだろうか?

その名の通り、豆腐を塩にまぶしたものである。塩分による浸透圧作用によって豆腐の水分が抜け凝縮されたそれは、まるでモッツァレラチーズのような肉厚でまったりとした食感になるという。

Twitterでは「モチモチしていておいしい」「つまみに良さそう」「こりゃ酒飲んじゃうな」といった声が続々と上がっており、のんべえにはたまらないようだ。量にもよるが市販のモッツァレラチーズはだいたい300円以上するが、これが塩豆腐であれば100円以下で“なんちゃってモッツァレラチーズ”を楽しめるのだ。

これは試してみるほかない……ということで、早速、塩豆腐を仕込むことに。作り方は至って簡単。豆腐全面に塩を適量まぶし、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で1晩寝かすだけ。このとき、浸透圧の作用で豆腐から水分が駄々漏れてくるため、ザルに乗せ、それをボウルに入れて保存することをオススメする。

用意したのはライフのPB豆腐「きぬ」「もめん」(各50円程度)。使用する豆腐によって食感が違うのか確かめたくて、この2種類を用意した。

これにおよそ大さじ1の塩をまんべんなくふりかける。後にこの量だと強烈に塩辛くなることが判明し、後悔することになる。半分くらいの量で良かったかもしれない。

キッチンペーパーで包む。

ザルとボウルを重ね、その中に豆腐を投入する。上が「もめん」、下が「きぬ」。かなり水分が出るので、半日くらいたったらキッチンペーパーを取り換える。キッチンペーパーがぐっしょり濡れていた。浸透圧には成功しているようだ。

1晩寝かせた結果、これくらいの水分が出た。思いのほかキッチンペーパーの吸水性が良かったようで、滴り落ちる量は少なかった。

キッチンペーパーから剥がしてみたが、見た目は普通の豆腐のままだ。ちょっとヨレているが……。

ただ、横から見てみると、かなりしぼんで厚さが薄くなったことがわかる。写真はもめん。

一切れカットしてみると、しっかりとした感触で、豆腐の脆さが少し軽減されていることがわかった。でもモッツァレラチーズには到底及ばない柔らかさだ。もっと硬くなくては……。所詮、豆腐は豆腐なのだろうか……。

このまま一口食べてみて、次のような感想を抱いた。 もめん…ほんのり弾力が生まれてややモチモチ。 きぬ…柔らかくてまったりとした食感。和菓子の練り切りにちょっと似ている。

そして何より、しょっぱすぎて成人病を迎えるレベル。これは味付けなしの食材と組み合わせなければ食べられない。多分、サラダなどに混ぜてドレッシングなしで丁度いいのではないだろうか。塩豆腐、簡単に作れる顔して実は難儀なレシピだったとはね……。

このままじゃ悔しいので、アレンジして何とか食べられるレベルに持ち上げようと思う。

アレンジ1「カプレーゼ」

クリームチーズを塗った塩豆腐に、スライストマトとベーコンを挟み、オリーブオイルとコショウをかけて完成。

ベーコンにもしっかりと味がついてはいるが、トマトの酸味で中和され、とてもおいしい。これでも塩辛い場合は、さらにアボカドスライスを挟んで食べるといいかもしれない。見た目も小洒落ていて、家飲みのときに出せば喜ばれること請け合いだ。

アレンジ2「味玉豆腐」

味付け卵をスライスし、塩豆腐と味付け卵の間に刻み海苔をそっと挟み、ごま油をたらせば完成。

洋風のアレンジだけかと思いきや、和風テイストにも合うのが塩豆腐のいいところ。味玉とのハーモニーでこっくりとした濃厚な味わいになるが、いかんせん味玉の塩気とケンカしてしまい、本当に塩豆腐を仕込むときに塩加減を誤った私を責めたい。

総括すると、さまざまな活用法があるため、一度仕込んでおけば使い勝手の良さに感嘆するのは間違いない。他にも、生ハムに包んで食べたり、衣をつけて揚げたり、色々アレンジレシピはあるようだ。お酒のアテをヘルシー&オイシーに仕上げたい人は、簡単なので試してみてはいかがだろうか?

書いた人:藤田佳奈美

セーラームーン世代。幸せに満ち足りた時よりも、おセンチだと筆が進むタイプ。未婦人の頃から「婦人公論」が愛読書。蕎麦に熱燗の組み合わせと、台所で料理しながら飲む麦酒が好き。かわいい系のアルコールって肴に合わないよね?

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