ソネットで「ソネットポイント」の不正利用が判明
インターネット総合サービス・ソネットで、ソネットポイントの不正利用が発覚しました。ソネットポイントは利用状況に応じて会員に付与されるポイントですが、それを第三者が勝手に利用した可能性があるようです。
ソネットを運営しているソネットエンタテインメント株式会社は、5月19日に公式サイトに詳細情報と報告を掲載し、会員に対して現状報告をしています。ソネットは会員に対して「第三者のなりすましによるID/パスワードを用いた不正なアクセス試行があり、So-net会員がサービスの利用料金に基づき付与されるソネットポイントの商品交換に関して、不正な利用がなされたことが判明いたしました」と告知しています。
5月19日18時現在の不正アクセス試行回数も発表されており、特定IPアドレスからの不正アクセス試行回数約10,000回、ソネットポイントの不正な交換に使用されたID数128、ソネットポイントの不正な閲覧に使用されたID数73、ソネットポイントにて不正な交換が行われたポイント数105,500ポイント(約10万円相当)、Webメールの不正な閲覧に使用されたID数90と発表されています。
これらの情報をみるとソネットポイントの不正利用だけでなく、メール内容を閲覧するなどプライバシーが侵害された可能性もあるようです。不正アクセス試行などの行為が行われた時期は2011年5月16~17日にかけてで、この事態が発覚したのは5月18日17時ごろとのこと。ソネット会員の方は、念のためソネット公式サイトを見てみましょう。
画像: ソネット公式サイト
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