ラブコメ漫画『ヒロイン失格』実写映画化! 漫画家・幸田もも子先生インタビュー「利太と弘光は選べない」

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9月19日(土)より公開となるラブコメ映画『ヒロイン失格』。こちらは「別冊マーガレット」にて連載、全10巻累計160万部を超える幸田もも子の同タイトルコミックス『ヒロイン失格』を、コミックが原作の大ファンだという桐谷美玲さん出演にて実写映画化された作品。

今回、原作者である漫画家『幸田もも子』先生にインタビュー。映画の感想や、意外なOtajo(オタ女)アイテムなど、楽しいお話を伺ってきました。

映画『ヒロイン失格』予告編(youtube)

動画URL:https://youtu.be/jq_JFKubuF8[リンク]

【ストーリー】
幼なじみの利太のことが大好きな女子高生、はとり。自分こそが利太と結ばれるヒロインと信じて疑わなかったのに、彼はイケてない地味な“六角精児似”の女の子と交際スタート。ラブストーリーのヒロインらしからぬ奪還作戦を企てながら悶々とするはとりの前に、学校イチの超絶イケメンの弘光がアプローチしてきて、まさかの三角関係に!クールな幼なじみか、学校一のモテ男か、はとりの本当のヒーローは、一体どっち!?

幸田もも子先生インタビュー! 究極の2択ラブ質問、利太か弘光、選ぶならどっち?

花火大会

――― 三角関係のラブストーリーがみどころの『ヒロイン失格』。「私が好きな人か? 私を好きな人か?」というキャッチコピーがありましたが、利太と弘光、どっち派ですか?

幸田もも子先生(以下、幸田先生):キャッチコピーに従っちゃうと、私は自分が好きな人をおっかけるタイプなんですけど、弘光か? 利太か? というと断然、弘光派です(笑)

――― 映画だと?
幸田先生:映画だと……。どっちだろう、選べないなぁ~(笑)。どっちかなぁ~。漫画だと確実に弘光派なんですが。

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――― イケメンに涙ポロリされたらヤバい(胸キュン)ですよね。

幸田先生:そうなんですよ~。映画は、本当に選べないです。逆に、ここまで、弘光びいきなのに、ここまで選べないように利太を演じてくださった山﨑賢人さんもすごいし、こんなに大好きな弘光をちゃんと演じきってくださった坂口健太郎さんも素晴らしい~!  映画ではどっちは1時間かかっても選べないです(笑) おふたりともカッコよかったです。

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幸田先生おすすめ胸キュンポイントはここ!

胸キュン花火

――― 映画でお勧めのラブシーンは?

幸田先生:利太が花火大会でなぐるはとりの手をパシッととめるところ、雨の中で、はとりを弘光が探しにきてくれるところ、利太が泣くところも良かったですね、キュンキュンしてました。

胸キュン雪の中

個性的なキャラクター満載! 幸田先生は誰に似てる?

――― 漫画『ヒロイン失格』を描いていて、特に思い入れのあるキャラクターは?
幸田先生:中島ですかね? 中島は描いてて楽しかったです。ツッコミ要員が漫画にいてくれると、ラクなんです。はとりがあまりにもバカだから、それをツッコんでくれる要員として、楽しんで描いてたらけっこう人気で。

Black

――― (主人公はとりの)親友ですもんね。

幸田先生:私も親友のほうがドライな感じなので、私といるとみんな中島になります。

――― ご自身に近いキャラクターは?

リア充ばく

幸田先生:はとりですかね。「ぐぉぉぉ」ってなっちゃうんで。

――― 原稿描いててもはとり化しちゃう?

幸田先生:そうですね、スケジュールとかやばいと、「このくそスケジュール組みやがってグォォォッ! チッキショウッ」と、言えばスッキリするタイプなので(笑) やっぱりはとりが近いのかと。

――― では安達とは違うタイプ?

Black

幸田先生:全く(性格が)正反対で、描くのが大変でした。自分の中のブッタのような心をサルベージして描きました。

ギャグシーンも実写! ただし変顔でもずっと可愛い桐谷美玲さん

――― ヒロインが変顔のギャグシーンが楽しい『ヒロイン失格』ですが、ああいったアイデアはどうやって思いつきますか?

一休さん

幸田先生:どんなに暗いヒキで終わっても、次の展開ではなんとなく、ギャグっぽくしたいな、ということは(作品上)あって、はとり的には、恋愛つらいけど、笑い飛ばしちゃえ! というのはあります。また、変顔がある漫画が昔から好きで、完全趣味でやってます(笑)

――― 桐谷美玲さんも(変顔の)体当たり演技でしたよね。

幸田先生:あんなに顔を崩してくれるとは……!でも変顔でも可愛い! ずっと可愛い……ッ!

はとり

私物紹介からOtajo(オタ女)なアイテム

幸田先生が普段使っている漫画グッズを大公開! その上、サインまでいただきました。

漫画セット ペンセット

幸田先生:(ケースに入っているのは)Gペン。ペン先は、こだわりの今井氏研磨。細いのは丸ペン。筆ペンはギャグタッチのときとか使ってます。漫画家・やまもり三香先生のおすすめ、親子ペン。

サイン中 セーラームーンペン入れ

――― このケースは?
幸田先生:ちびムーンのコンパクト。ガチャガチャにありました。最近のセーラームーングッズはやばいですよね。観てた世代はホイホイ買っちゃいますね(笑)

Otajo(オタク女子)な部分についてチェック!

――― Otajo(オタク女子)な部分やハマッているコトなどありますか?

幸田先生:歌プリ、弱虫ペダル、黒子のバスケは、ハマってます。(LINEの)スタンプは大体それ使ってます。主に黄瀬くん。

集英社・幸田先生の編集担当さん:原稿とりにいくと、歌プリかかってますよね(笑)

幸田先生:トキヤの曲を聴いてるとネームつらいときに応援されます(笑)

幸田もも子先生「笑えて泣けてキュンキュンする映画」

――― 『ヒロイン失格』映画化について感想は?

幸田先生:笑えて、泣けて、キュンキュンして、本当にいままでみた映画の中で一番楽しい大好きな映画となりました!

サインももらったよ

――― ありがとうございました!

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映画『ヒロイン失格』公式サイト
heroine-shikkaku.jp
9月19日(土)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー

(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会
(C)幸田もも子/集英社

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erini (エリーニ)

漫画描くグルメ記者。バレエを踊ったりします。 食べ合わせを日夜研究中。犬好き。

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