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世界のオープンデータを集約した、画期的なプラットフォーム「Plenario」

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日本政府が開設したデータカタログサイト「DATA GOJP」や米国連邦政府の「Data.gov」に代表されるとおり、近年、中央政府や地方公共団体などの公共データが、オープンデータとして数多く公開されている。

しかしながら、管轄機関ごとにデータが分散しているうえ、ファイルの形式や構造が統一されていないのが現状。

複数のデータを統合したり、解析するには、高度な専門スキルを要し、膨大な手間がかかるのが課題となっている。

・世界のオープンデータを集約したプラットフォーム

そこで、米国を中心に世界のオープンデータを集約した、オープンソース型プラットフォーム「Plenario」が、米シカゴ大学によって開発された。

期間と場所を指定するだけで、行政区分を問わず、条件に合致するすべてのオープンデータをリスト表示。

各データは、このプラットフォームから直接ダウンロードできる仕組みとなっている。

たとえば、シカゴ市を対象に、天候とエネルギー使用量の相関関係を分析する場合、従来であれば、気象データは海洋大気庁(NOAA)のウェブサイトから、エネルギー消費データはシカゴ市のポータルサイトから、それぞれ入手する必要があった。

一方、Plenarioでは、データ検索ページのマップ上でシカゴ市のエリアを指定し、分析対象となる期間を定義すれば、これら管轄機関をまたぐデータを、ワンストップで瞬時に入手することができる。

・オープンデータの利便性とアクセシビリティを向上

公共データのオープンデータ化は、行政の透明性を向上させ、地域コミュニティや民間企業との恊働にもつながる、社会的・経済的価値のあるもの。

Plenarioのように、オープンデータの利便性やアクセシビリティを高める手段が整備されることで、オープンデータの活用も、より多様に広がっていくだろう。

Plenario

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