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流麻二果 個展「一葉」開催 /Manika Nagare「 Rivers need Springs」

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絡まらぬ Untangling, 2015
Oil on canvas, 130.3 x 97.0 cm

 

ユカ・ツルノ・ギャラリーは流麻二果の個展「一葉」を2015年9月5日(土)〜10月3日(土)まで開催。

流麻二果はこれまで、日本の自然や、日常ですれ違う他人への興味をテーマとした油彩画を発表し高い評価を得てきた。断片的に織り込まれた主題は、流がもつ類い稀なる色彩感覚をもってやがて抽象的に、大胆かつ繊細に、強く美しく描かれ、鑑賞者の想像力を刺激します。主題と背景が互いに呼応し溶け込むような画面は、キャンバスの質感、そこに染み込む淡い色、多彩な絵の具の重なり、線、輝き、透明感など、様々な要素のレイヤーにより創り出されている。約3年振りの個展となる本展では、新作を中心に、様々なサイズの作品を約10点ほど展示いたします。本展のタイトル「一葉」とは、「一葉知秋」(一枚の葉が落ちるこ とで秋の訪れを察知すること)から引用されている。僅かな兆しから物事の本質を察知する、という意味の通り、一見すると静寂な画面の奥に潜む、作家の想いを想像させるような作品群が発表される。

展覧会初日となる 9月5日(土)には、オープニングイベントとして、作品からインスピレーションを得たコンテンポラリーダンスのパフォーマンスを開催。この機会をお見逃しなく。

作家ステイトメント

厳しさを具えて佇む、自然。
捉えきれる事などない、他者。

描き続けてきた、その有機な存在は、
キャンバス上で私の想いを含んで姿を変えても、細部から空間へと匂い立つ。

キャンバスの前に立つ。
一枚の葉が落ちて秋を知るように、一筆、一色からその気配を知る。
一片を知る。
予感を知る。

絵画と、密な時間を持つ。

作家プロフィール
流麻二果は1975年生まれ、香川県育ち。1997年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒。2002年文化庁新進芸術家在外研修員、2004年ポーラ美術振興財団在外研修員として、アメリカやトルコで作品を発表。類い稀 なる色彩感覚により生み出される、明るく透明感にあふれた絵画が高く評価され、国内外で多数の展覧会やパブリックアートを手掛ける。主な展覧会に『VOCA展』上野の森美術館(2000、2006)、『饒舌な寡黙、寡黙な饒舌』Pola Museum Annex(2006)、『DOMANI・明日』国立国際美術館(2010)、『Line of Sight』Miyako Yoshinaga Gallery, NY(2014)、『絵画を抱きしめて』資生堂ギャラリー(2015)等多数。 また港区立麻布図書館にて、絵画と空間全体の色彩を監修するパブリックアートを手掛けるなど、絵画における空間への挑戦を続けている。アパレルブラ ンドENFOLD、資生堂グローバルブランドにて作品をプリントしたコラボレーションアイテムが今春に登場した。アートに触れる事の少ない子どもたちに アートを届ける非営利団体「一時画伯」発起人。東京在住。

開催概要
流麻二果「一葉」
会期: 2015年9月5日(土) – 10月3日(土)
レセプションパーティー: 9月5日(土) 18:00-20:00
開廊時間: 火 – 土 11:00 – 19:00

オープニングイベント
日時:9月5日(土)19:00~
会場:TOLOTパブリックスペース(個展と同会場内)
振付・出演:入手杏奈(まことクラヴ)
演出協力:遠田誠(まことクラヴ)
企画協力:住吉智恵(TRAUMARIS)

関連展示
絵画を抱きしめて
Part1「絵画との出会い」:7月31日(金)- 8月23日(日)
Part2「絵画に包まれて」:8月28日(金)- 9月20日(日)
会場: 資生堂ギャラリー(東京)
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/future/

ギャラリートーク
日時: 9月6日(日)14:00~16:00
会場: ワードホール(東京銀座資生堂ビル9階)
定員: 60名
参加費: 無料(お申し込み多数の場合は抽選となります)
お問い合わせ: 資生堂ギャラリー
tel: 03-3572-3901

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