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これは興味深し!浮世絵の彫りや摺りの技に迫る「線と色の超絶技巧」展が開催

現代で私たちが浮世絵というと多色刷りの木版画錦絵のこと。この「錦絵」と呼ばれる多色摺木版画の技法が鈴木春信によって確立したのが明和2年(1765年)。今年2015年が250年の記念イヤーとなります。

浮世絵の太田記念美術館では錦絵誕生250年を記念して、浮世絵版画の技術面に着目した展覧会「錦絵誕生250年記念 線と色の超絶技巧」展を開催しています。

浮世絵というと絵師が脚光を浴びることが多く、人気絵師の展覧会は現代でも大人気ですが、本展では彫りや摺りの技に注目することで新しい魅力を発見しています。

わずか1cm四方のスペースに密集した線。版木を彫って絵師の描いた絵を再現しています。何気なく見ているものの、絵師の描いた線を残して1mmにも満たない細い細い線を作り出す技術はハンパありません。精細なディテールにこだわる彫師の技をよーく味わってみてください。

1mm以下の髪の毛が密集した生え際を再現する驚異的なテクニック!

1mm以下の髪の毛が密集した生え際を再現する驚異的なテクニック!

 

例えばこちらの蚊帳。この網目はゆるやかな曲線で描かれ、動きを感じさせるものとなっています。これは縦糸と横糸が別の版木に掘られているそう。これらもすべて彫師の彫ったもの。

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網目の1本1本がすべて彫りあげられています。

彫師が彫った版木に色を加えて摺りあげるのが摺師。鮮やかな色や淡いグラデーションを駆使して華やかな画面を作り上げる摺師のテクニックもご堪能ください。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(後期展示)
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