男と女のビミョ~な温度差。快適なエアコン温度に違い

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男と女のビミョ~な温度差。快適なエアコン温度に違い

寝苦しい夏が来た。夜中、暑さに目が覚めた夫がエアコンのスイッチをONに。ようやく涼しくなったころ、今度は寒さを感じた妻がスイッチをOFFに。そんな攻防も繰り広げられるエアコンの快適温度、みんなの快適温度は何度くらいだろう? アンケート調査を行った。
26度派が最多。男性はやはり暑がりが多め

東日本大震災以降、節電意識の高まりから、エアコンの設定温度を高くした人も多い。とはいえ、日本の夏は容赦なく暑い。熱中症の被害も増えるなか、本音を言えば、節電よりも快適さや生命の安全をとりたい人も少なくないだろう。果たして、みんなが快適と感じるエアコンの設定温度は? 340人の男女に聞いてみた(調査対象:20~50代の既婚者340人 男女それぞれ170人)。

26度は震災以前に省エネの観点から伝えられてきた推奨設定温度。東日本大震災以降、「エアコンの設定温度は28度」と伝える報道機関が増えたが、今なお26度派が19.7%と最多数のようだ。次点、25度(18.5%)、28度(17.9%)という結果になった(詳細は図1参照)。

【図1】約8割が24~28度に集中している

【図1】約8割が24~28度に集中している。それぞれの上位5位を色づけ

男女別に見ると、男性には全体傾向と比較して24度・25度の出現率が高く「暑がり派」が、女性は27度の出現率が高く「寒がり派」がそれぞれ多いようだ。男性は筋肉量が女性よりも多いため、発熱量が多く、暑がりが多いといわれている。今回の結果にも、その傾向が表れているのかもしれない。男性は40・50代に不満を感じている人が多数!

ところで、冒頭「深夜のエアコンスイッチON・OFF合戦」のように、夫婦互いの設定温度に不満を抱いている人は、どのくらいいるのだろうか。「パートナー(夫・妻)のエアコンの設定温度について不満がありますか?」という設問に対し、「ある」と回答した人は全体の12.6%と、やはりエアコン快適温度が不一致な夫婦は一定数存在するようだ。

さらに、「ある」と回答した人たちから寄せられたコメントを見ると、その多くは(妻)「夫が暑がり」、(夫)「妻が寒がり」といった内容。20・30代の若いうちは、妻もまだ我慢できるのかもしれないが、長年連れ添い、40・50代となると、エアコンの設定温度に関して妻の決定権のほうが強くなるのだろうか。男性の場合、なぜか不満を感じている夫の多くは40・50代だった。

エアコンはスイッチを入れ部屋を冷やし始めるときに、電力を要する。省エネ観点で見れば、スイッチのON・OFFを繰り返すことほど、NG行為はないのだ。環境のためにも、程よい温度に設定し、扇風機との併用や厚着をするなどの工夫で暑さ・寒さの調整を。エアコンの快適温度は、加齢による体質変化によっても変わるものだろう。末永く互いの快適温度を気遣えるよう、夫婦の温度感は冷やし過ぎにご注意を。●[SUUMO生活に関する調査]より 
・調査期間:2015年6月5日~2015年6月8日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・有効回答数:340名(男性170名・女性170名)
・対象:パートナー(夫・妻)と同居している、子どものいない男女20~59歳
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/07/27/94429/

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