「やらなきゃいけないのにできていないこと」をなくすには?

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「やらなきゃいけないのにできていないこと」をなくすには?

 突然ですが、下の質問、あなたは当てはまるものがありますか?

・気分の浮き沈みが激しく、感情に振り回される
・人間関係に問題を抱え、安らぎがない
・自分の強みがわからず、できないところにばかり意識が向かう
・気がかりが多すぎて効率が悪くなり、動いている割にはやりたいことが進まない

 『30代からの自信の育て方 〜人生がうまくいく!〜』(林忠之/著、マイナビ/刊)によれば、これらのような状況に陥ってしまうのは「自己基盤」がぐらついているからです。
 自己基盤とは、いわば人間の基礎となる部分。心身が満たされていれば、安定していることになります。この基盤が安定すれば集中すべきことに集中できるようになり、自己実現のスピードも増していきます。

 今回は自己基盤を整える上で、取り組みやすく即効性も高い「未完了」というテーマについて紹介しましょう。

■知らないうちにあなたのやる気を奪っていたのは…
 「未完了」とは、「やろうと思っているのにできていないこと」。具体例をあげると、以下のようなものがあります。

・部屋の電球がひとつ、切れたままだ
・振り込みしなきゃ
・スーツのクリーニングを受け取りに行かないと

 これらの「未完了」を抱えたままにしておくと、自分でも気づかないうちに、やる気や活力が奪われていってしまうといいます。このような状態に陥るのを防ぐために林さんがおすすめしているのは、「未完了リスト」を作ること。林さんのリストを一部抜粋してみましょう。

・新幹線の予約
・部屋の掃除
・セミナーの企画
・家族旅行の相談&行き先決定
・生命保険の見直し
・トイレットペーパー購入

 本書によれば、この未完了リストが10個を超えると黄色信号、20個を超えると赤信号だそう。リストがたまり始めたなと思ったら、一度まとまった時間をとって、消化しやすいものからどんどん消化していきましょう。そうすることで、安定した自分を取りもどすことができます。

 本書には他にも、信念(○○であるべき)、欲求(○○したい)、セルフイメージ(自分は○○な人間だ)、エネルギーの源(日々の活動を支えてくれるもの)、妥協(本当はAを選択したいけれど、理由があってBを選択した)など、自己基盤を安定させる上でのヒントが紹介されています。地に足のついた形で幸せな人生を送るために、読んでおいて損のない一冊といえるでしょう。
(新刊JP編集部)


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