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『インサイド・ヘッド』監督来日会見レポート 「宮崎駿監督に“愛情を深く感じて心を打たれた”という言葉をもらった」

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ディズニー/ピクサーが贈る待望の最新作『インサイド・ヘッド』。本作は11歳の少女ライリーの中にある5つの感情、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリが彼女の幸せを守るために、無限に広がる“頭の中”で大冒険を繰り広げる感動のファンタジーです。

7月18日(土)の日本公開を前に、ピート・ドクターロニー・デル・カルメン両監督が来日し、都内で記者会見が開かれました。


映画史を変えた世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』(’95)以来20年間にわたってスタジオを支え続け、『カールじいさんの空飛ぶ家』(’09)ではアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したピート・ドクター監督。最新作については、「自分の娘が子どもから大人になっていく様子を間近で見て、その“変化”の正体に興味を持ったんだ。成長してく過程で頭の中はどうなっているんだろうってね」と、頭の中の感情を描くという独創的なアイデアの源を説明。

「『カーズ』ならクルマ、『ファインディング・ニモ』なら魚をモチーフにキャラクターを作ることができる。でも感情はベースとなるカタチがないんだ。今作はスタジオのアーティストたちが何千ものデザイン案を用意してキャラクターを創り上げていったよ」と、今作特有の苦労を振り返りました。


一方のロニー・デル・カルメン監督は、2000年に『ファインディング・ニモ』(’03)のストーリー・スーパーバイザーとしてピクサーに入社後、『メリダとおそろしの森』(’12)、『モンスターズ・ユニバーシティ』(’13)などでストーリー・アーティストを務め、本作が記念すべき長編監督デビュー作。全米では既に大ヒットとなっていることを受け、「感情は誰にでも普遍的なもの。この映画はアナタの物語であり、すべての人の物語でもあるんだ」と、誰もが共感できるストーリーであることを強調しました。

さらに、来日してから2人で宮崎駿監督と会ったことを明かし、「“愛情を深く感じて心を打たれた”という言葉をもらった。作品を気に入ってくれたことが何よりも嬉しかったよ。試写の後に、立ち上がって拍手してくれたらしいんだ。ストーリーテラーとして彼を非常に尊敬しているから、技術的な部分もいろいろと質問させてもらったよ(笑)」と、子どものように目をキラキラさせて興奮気味に語っていました。


そして会見の後半には、日本語吹替え版キャストである竹内結子さん(ヨロコビ役)と大竹しのぶさん(カナシミ役)が登場。


竹内さんは「ヨロコビの前に進もうとするポジティブな言葉か私自身もエネルギーをもらいました。大竹さんが演じたカナシミの役割は一見すると疑問を感じる存在なんですけど、人を思いやったり心に寄り添ったりする優しさのパートを担っていると改めて実感して、作品のメッセージに感動しました」と絶賛。


「私はいつも物事を後ろ向きに考える性格なので、悲しんでばかりいるカナシミに共感を覚えました(笑)」と語る大竹さんは、「子どもはもちろん、大人が観て感じることが多い映画だと思います。生きていく上で基本的なこと、でも大切なことを教えてくれる映画なので、この作品を観て世の中がヨロコビで満ちて欲しいです」と感想を述べました。

観た人が「これは自分の物語だ」と感じることができる映画『インサイド・ヘッド』。鑑賞後は感情それぞれの役割を把握し、自分や他人の頭の中を少し理解できるようになるかもしれませんね。

『インサイド・ヘッド』予告編(YouTube)
http://youtu.be/nkGEYYv4rDc

映画『インサイド・ヘッド』公式サイト:
http://www.disney.co.jp/movie/head

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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