『マッドマックス』最凶のラスボスは攻略可能なのか!? カリスマ性は“ヒューマンガス様”超えと分かる動画
5月15日に全米および世界各国で公開を迎え、40か国で興行成績1位、週末全世界興行成績1位、R指定アクション映画史上1位と快進撃が止まらない『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。
日本でも6月20日(土)に待望の公開を控えている本作で、今回ご紹介するのは凶悪度MAXのラスボス、ヒュー・キース・バーン扮する“イモータン・ジョー”。そう、『マッドマックス』1作目で暴走族のリーダー“トーカッター”を演じたキースが、再びシリーズに返ってきたのです! 巨大トレーラーと正面衝突して吹っ飛んだはずなのに……、不死身(immortal)のジョーってワケですな!
荒廃した砂漠で恐怖と暴力によって民衆を支配するジョーは、水や石油、栽培した食物のみならず、母乳、良質な血液、若くて美人な女性までありとあらゆるモノを独占するイカれ野郎。手下のウォー・ボーイズ(白塗りのハゲ集団)はジョーを神と崇め、ボスのために命を捨てることは喜びだと洗脳されています。悪いヤツほど人を引き付けるんですよねぇ。
しかし、いざ戦闘が始まれば1959年式キャデラック・ドゥビルを2台重ねにした改造車“ギガホース”に乗り込み、先陣を切って走り出すジョー。逃げ出した妻たちを取り戻すため、自らマックス(トム・ハーディ)やフュリオサ(シャーリーズ・セロン)を追いかけるのです。籠城してコマを動かすだけのヘタレとは違うのだ!
ちなみに彼の凶悪すぎるビジュアルは、大気汚染によって身体にダメージを受け、呼吸のためにスカル型のマスクを手放せずにいるから。スケルトンの鎧も全身の発疹をプロテクトするためです。そう考えると、ちょっとだけ不憫かも……。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のラスボスがヤバい!(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=qHkaaJAM6xc
本日公開の特別映像では、ジョージ・ミラー監督、ジョーを演じたキース、美術を担当したコリン・ギブソンらの解説でイモータン・ジョーを大フィーチャー。ホッケーマスクで我々を震え上がらせたヒューマンガス様(『マッドマックス2』)と比べて、明らかに話が通じないヤバいヤツだと思い知らされる内容です。キース自身が、「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」とコメントしているのが非常に笑えます。
ガジェット通信:『マッドマックス 怒りのデス・ロード』特集ページ:
https://getnews.jp/madmaxfuryroad
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