Jawboneがリストバンド型活動量計『UP2』を6月中旬に国内発売へ 前モデルから体積比45%に小型化

access_time create folderデジタル・IT
Jawboneがリストバンド型活動量計『UP2』を6月中旬に国内発売へ 前モデルから体積比45%に小型化

Bluetoothヘッドセットやスピーカーを開発・販売する米Jawbone社は、リストバンド型活動量計『UP』シリーズの新製品『UP2』の国内発売を発表。6月3日に記者説明会を開催しました。現行製品『UP24』の後継製品で、体積比45%の小型化を実現しているのが特徴です。

『UP』シリーズは、ブレスレットのように手首に装着して、日中は歩数や運動時間、睡眠時は眠りの深さや時間を計測・記録できる活動量計。本体からスマートフォンにBlutooth経由で転送したデータをiOS/Android用アプリ『UP by Jawbone』で表示・管理できます。

UP2

『UP2』は、エントリーモデルという位置づけの『UP MOVE』と、日本では今夏後半に発売となるハイエンド製品『UP3』の中間に位置づけられるモデル。価格も『UP MOVE』(税抜き5961円)と『UP3』(税抜き2万5000円)の中間となる1万4400円(税抜き)と発表されました。

UP2 UP2

『UP2』は『UP24』で利用できた機能にすべて対応。『UP24』はサイズを選んで購入する必要がありましたが、『UP2』は腕時計のバンドのように調整できるワンサイズになり、手首内側のバンド部分が薄型化。全体の体積比で45%の小型化を実現しています。

UP2 UP2

バンド全体がソリッドでゴツゴツしていた『UP24』と比べて、『UP2』は装着感も上々。

UP2

『UP24』ではボタンを長押しして睡眠時のスリープモードと平常時のアクティビティーモードを切り替える必要がありましたが、『UP2』ではボタンがなくなり、バンドのタップ操作に変更になりました。アクティビティーモードからスリープモードに切り替えるには、バンドを2回タップしてデバイスを起動、インジケーターがオレンジから青に切り替わるまで表面に軽く触れます。

UP2

スリープモードからアクティビティーモードに切り替えるには、バンドをタップしてデバイスを起動、インジケーターが青からオレンジに切り替わるまで表面に軽く触れます。

UP2 UP2

こうして収集した活動や睡眠をアプリで確認できるのですが、『UP2』からは紫色のアイコンの『UP by Jawbone』アプリを利用します。従来製品が対応していた青いアイコンのアプリは『UP – Requires UP/UP24/UP MOVE』と名称が変わり、別のアプリという位置づけに。従来製品を使っていたユーザーは、同じIDでログインすることによりデータの引き継ぎが可能。

UP2

『UP by Jawbone』アプリは、ユーザーのデータに基づいた通知により行動の改善を促す『Smart Coach』機能が特徴。『Smart Coach』には『Today I Will』と呼ばれる機能が追加され、たとえば「いつもより30分早く寝れば昼間により多く活動できますよ。今夜は午後11時30分に寝てはいかがですか?」と、生活を改善するモチベーションになる通知が可能になりました。

UP2

記者説明会では、『UP by Jawbone』アプリに『DUEL』と呼ぶ機能が来週には追加されると発表されました。これは、特定のユーザーを指名して、24時間、3日間、7日間の期間を決めて歩数を競い合えるゲーム的な機能。『UP』シリーズのバンドを持たないユーザーでも、スマートウォッチや『iPhone 5s』以降の歩数を計測できるデバイスと『UP by Jawbone』アプリを組み合わせれば利用できます。『UP by Jawbone』アプリはAndroid Wearや『Pebble』など主要なスマートウォッチに対応しており、『Apple Watch』にも間もなく対応を予定しているとのこと。

『UP24』と比べて唯一劣る点が、バッテリーの持続時間。『UP24』は14日間であるのに対して、『UP2』は7日間となっています。7日間も十分長いですが、14日持てばその方がラクですよね。『UP24』もファームウェアのアップデートによりバッテリー持続時間が向上したので、『UP2』も今後バッテリー持続時間が向上する可能性はありそうです。

UP2 UP2

『UP2』では充電方法も変わりました。『UP24』で採用されていた、ピンプラグにアダプタを装着する形式とは異なり、マグネット吸着式でフラットなアダプタを採用。従来のようにピンプラグのカバーを外す手間がなく、部品をなくす心配がないのは、『UP』や『UP24』を使ったことがある人ならうれしいポイントでは。

UP2

『UP24』と比べて、小型化だけでなく質感やフィット感の向上、細かい使い勝手の向上が見られる『UP2』。ブラックダイヤモンドとライトグレイヘックスの2色をラインアップして、6月中旬から家電量販店で販売開始を予定しています。

参考記事:
コンパクトなJAWBONEの活動量計エントリーモデル『UP MOVE』は12月中旬に国内発売へ さっそく使ってみた
https://getnews.jp/archives/709164[リンク]

JAWBONEのリストバンド型活動量計『UP3』は1月に国内発売へ 心拍数や温度も計測できるマルチセンサー仕様
https://getnews.jp/archives/709113[リンク]

UP
https://jawbone.com/up

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. Jawboneがリストバンド型活動量計『UP2』を6月中旬に国内発売へ 前モデルから体積比45%に小型化
access_time create folderデジタル・IT

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。