『iPhone』との差が縮まる? 『Androidアプリ利用に関する実態調査』
Android端末の本格的な普及が進んでいますが、Androidアプリの利用状況はどうなっているのでしょうか? メディアインタラクティブが運営するアンケートサイト『アイリサーチ』では、2011年1月25日~28日までの期間、全国のAndroid携帯利用者500名を対象に『Android携帯アプリ利用に関する実態調査』を実施しました。
調査対象者のうち、Android端末用アプリのダウンロード経験者は約6割。ダウンロードしたアプリ数は「1~9個(43.2%)」「10~19個(30.8%)」「20~39個(14.9%)」「40~59個」「60個以上」がそれぞれ5.5%となりました。ダウンロードしているアプリの種類は、「ニュース・ブラウザなどの情報系アプリ(72.1%)」「ゲーム系アプリ(59.7%)」の他は、大きな差はみられませんでした。
ダウンロードしたなかでお勧めのアプリ(上位3位まで)を質問したところ、1位はシステム手帳アプリ『ジョルテ』で、理由は「スケジュール管理がしやすい」、2位は『skype』で「無料通話できる」ことが利用に上げられました。このほか、天気予報サイト『ウェザーニュース』や、乗り換え・時刻表サービス『乗り換え案内』などが上位にランクインしています。
今後、充実してほしいアプリとしては、1位にセキュリティなどのツール系アプリが挙げられているほか、ビジネス用、料理系、学習系、健康系アプリの充実が望まれています。また、「欲しいアプリであればいくらまでなら購入するか」を質問したところ、半数以上が「400円未満」と回答。一方で、「今後、有料でアプリを利用したいと思わない」と回答した人も11.0%(男女別では女性が7.3%、男性が13.5%)に上りました。
調査対象者のなかで『iPhone』アプリとAndroidアプリを両方経験している人(全体の48.2%)に、両端末を比較した場合のAndroidアプリの充実度を質問したところ、「充実している(46.3%)」「充実していないと思う(31.5%)」「同じだと思う(22.1%)」との結果に。先行して普及している『iPhone』アプリに、Androidアプリがやや追いついてきている様子もうかがえます。今年一年で、Androidと『iPhone』の差はどのくらい縮まるのか気になるところですね。
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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