TOKIO長瀬智也が11年ぶりにクドカンとタッグ! 地獄でバンド活動する“赤鬼”に変身

映画『TOOYOUNGTODIE 若くして死ぬ』画像

TOKIOの長瀬智也が11年ぶりにクドカン作品に出演! 映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の制作が決定しました。

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は“地獄”をテーマにしたコメディ。

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』ストーリー
フツーの高校生・大助は、同級生のひろ美ちゃんに片思い中。修学旅行中のある日、大助たちの乗るバスが、不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは――深紅に染まった空と炎、髑髏(どくろ)が転がり人々が責め苦を受ける、ホンモノの【地獄】だった!!
なんで俺だけ?! まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!! 慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる<赤鬼>のキラーK。彼の“鬼特訓”のもと、よみがえりを賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける!!

監督・脚本は、演劇・映画・TVドラマとジャンルを股にかけ、日本のエンタテインメント界を牽引する、当代きってのストーリーテラー、宮藤官九郎。映画『謝罪の王様』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」など話題作の脚本を手がけ、奇想天外なのになぜか熱い共感を呼ぶ笑いを生み出してきた宮藤監督。彼が、完全オリジナル作品で、待望の監督最新作の舞台に選んだのは、地獄。

荒唐無稽なシチュエーションだが、実はそこで描かれるのは、若くしてこの世を去った少年が、クラスメイトに告白したい一心で、赤鬼と一緒に地獄からの生還を目指して大奮闘するという、ストレートな青春ストーリーという事です。

地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターである、キラーKを演じるのは7年ぶりの映画主演となる、TOKIOの長瀬智也。宮藤の初監督作『真夜中の弥次さん喜多さん』(05)ほか、宮藤が手がけたTVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(00/TBS・脚本)、「タイガー&ドラゴン」(05/TBS・脚本)、「うぬぼれ刑事」(10/TBS・脚本、演出)でも主演を務めている長瀬。宮藤監督との久しぶりのタッグに期待が高まります。

今回は、数々の人気レギュラーTV番組を持ち、音楽活動も盛んなTOKIOのメンバーとして、老若男女問わず圧倒的な支持を誇る長瀬が、特殊メイクで、みんなの“鬼像”をブチ壊す、超ハイテンションでロックな赤鬼に大変身! キラーKが率いる地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)が演奏する、映画オリジナル曲にも要注目です。

地獄に堕ちる高校生・大助を演じるのは、『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八監督)『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14/大友啓史監督)など話題作への出演が相次ぐ若手実力派・神木隆之介。宮藤作品への参加は、11年のTVドラマ「11人もいる!」(EX・脚本)以来。謎めいた二枚目のイメージを封印して、大した悪事もしでかしていないのに地獄で四苦八苦するイマドキの高校生役で、新境地を開拓。地獄のロックバンド・地獄図(ヘルズ)の一員として、猛特訓したギターの腕前と歌声も披露するとのことで、超楽しみ。

本作は、5月中旬に都内でクランクインしており、夏クランクアップ、年内に完成予定。2016年2月全国ロードショーを予定という事なので、首を長くして待とう!

監督、長瀬さん、神木さんのコメントは以下のとおり。

【宮藤監督コメント】
高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし「死ぬのが怖くなくなる映画」を作りたいと思ったのが発端です。意気込みは特にございません。四作目ですからはしゃがず、気取らず、意気込まず、長瀬くん、神木くん、みなさんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意をはらうのみです。すいません。忙しいのでこのへんで。

【長瀬智也コメント】
宮藤(官九郎)監督とは以前、音楽を題材にした作品をやりたいという話をしたことがあったので、今回の企画は待っていました!という感じでした。
“ロック”には怖いイメージがあるけれど、本当は笑えるところもある。地獄や鬼という設定はトリッキーでも、実はそこに深いメッセージが隠されている。ロックの素晴らしいところが凝縮された作品にしたいと思いますし、このような作品に出会わせてくださった宮藤監督とスタッフの皆さんに本当に感謝しています! 赤鬼・キラーKの扮装は、パッと見るだけでは、僕だとわからないんじゃないかな。衣装も音楽もとてもカッコいいので、期待してください。
(神木)隆之介くんは、素晴らしい役者になったと再会して思いました。自分にない彼のさわやかで真っ直ぐなところと、交わり合って化学反応がおきれば良いなと思っています。15ぶりに、もう一回ぶつかり合えることを楽しみにしています。後にも先にもない作品だと思うので、自分も勿論ですが全ての出演者と関係者にとって代表作となるよう思い切ってやらせて頂きます。

【神木隆之介コメント】
宮藤監督の作品に参加できて、とても嬉しいけれど緊張感もあります。脚本を読みながら、ずっと笑っていました。
大助を演じるにあたっては、一生懸命まじめに、ダサくなりたいと思います。ギターは中学・高校の時、時々弾いていたのですが、今回本格的に練習しました。プレッシャーを感じますが、頑張ります。
長瀬(智也)さんとの共演は小学校3年生の時以来です。当時の優しいお兄ちゃんという印象から変わらないですが、自分も大人になりどんな風に関係性を作っていけるのかとても楽しみです。
笑いが絶えない現場にして、観てくださる方にその楽しさが伝わればと思います。くだらないことに一生懸命でそれが笑えるけれど、最後には笑顔のまま涙が出てくるような温かい映画にしたいと思います。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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