【どっちのミカタ?】横綱・白鵬の「ぶ然棒立ち」の態度、アリ?
世の中を騒がしているニュースに対して、日本の国民は、本当は「どっちのミカタ(味方・見方)」をしているのか?アンケートを取って検証する企画「どっちのミカタ?」。
今年の大相撲夏場所は、関脇・照ノ富士の初優勝で幕を閉じた。しかし、5月21日の12日目に事件?は起きた。その日、横綱の白鵬が大関の豪栄道に首投げで敗れて2敗目を喫したのだが、白鵬は勝ち名乗りを受ける豪栄道を見つめ続け、負けた力士としての礼ができないほど、その場に立ち尽くした。さらに、土俵を下りても力水をつける位置に立ったまま。控えに座りかけたが再び戻り、そのまま1分間、納得がいかない表情でいた。俗に言う「白鵬の『ぶ然棒立ち』」である。
そこで今回のテーマは、白鵬の「ぶ然棒立ち」の態度、アリ?ナシ?結果は、ご覧の通り・・・
(n=576)
「アリ」と答えた人は174人。「ナシ」と答えた人は402人と、全体の約7割の人が「ナシ」と回答した。
「アリ」と答えた人の意見は、こちら!
「あまりに予想外の大きなショックを受けた時には頭が真っ白になるので、いつもの行動が出来なくなっても当たり前だと思うし、横綱だからやれて当たり前という見方ばかりされては、かわいそう。人間味があって良いと思う。」(58歳/女性/専業主婦)
「確実に勝った相撲で苦し紛れの首投げで逆転されたので、憮然というより呆然としていたのだと思う。白鵬も人間なのだからそのぐらいは許してあげるべきだと思う。」(25歳/男性/アルバイト)
「ここ最近の白鵬バッシングは常軌を逸している。あの程度の“棒立ち”など、過去幾度となくあった事だ。一番一番、真剣に取り組んでいるからこその態度だ。」(47歳/男性/会社員)
「自分の取り組みに納得できなければするでしょう。それを周りが勝手に解釈するのは、余計なお世話でしょう。白鵬が差別を感じているというのも納得できる。いろいろ言うなら、最初から日本人以外の力士を認めなければいい。」(49歳/男性/専門職)
「明らかに自分が負けたと思える相撲であれば、白鵬も納得しただろうが、12日目の相撲は、豪栄道の土俵際からの首投げで同体で落ちていたことから、見ようによっては取り直しとも言えそうな内容でもあった。そこが、白鵬としては納得できず『ぶ然棒立ち』になってしまったと考えられると思う。」(45歳/男性/その他)
「ナシ」と答えた人の意見は、こちら!
「横綱としての品格が問われる。相撲は強さだけでなく礼儀作法や品位が大切だと思う。ただ反面、これだけ外国人力士ばかりだと、そういうものを求めるのは酷な気もします。」(41歳/男性/会社員)
「日本の伝統の大相撲として見るなら無し。品格が求められるのが横綱であるので。人間は育ってきた環境・教育が根底にあるので、なかなか受け入れられないのは仕方がないこと。すでに国際化されているので、SUMOというスポーツにしてしまえばよい。」(33歳/男性/会社員)
「勝負の世界は、勝敗があって当たり前。負けは負けで素直に受け止め、態度に出さない。態度に出すのは、プロのスポーツ選手としては、失格。それなら、引退したほうがよっぽどいい。」(38歳/男性/会社員)
「このごろの白鵬は別人になったような感じがします。何があったのでしょうか。以前は多くのファンがいたと思いますが、最近の立ち居振る舞いはそのファンをがっかりさせるもののように感じます。横綱としての器の大きさを取り戻して欲しい。」(50歳/女性/専業主婦)
「私自身、相撲には詳しくはないですが、確かに負けたというのはやはり悔しいもので、それが白鵬にとってどれほどか図りかねません。それがショックであの態度というのはよく分かります。ですが、勝負事をする者にとって、勝ち負けを素直に受け入れ、次は勝つという覚悟があるかというのが大事だと私は思っています。それ故、その状態でも胸をはって土俵を降りるくらいの気持ちがあったらと。」(15歳/女性/学生)
今回は、このような結果になりましたが、みなさんはどっちのミカタですか?
(written by けいぼう)
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