チェリビダッケ指揮、ミュンヘン・フィルの1990年東京ライブ『ブルックナー7番』初CD化で第1位
今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、セルジュ・チェリビダッケとミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が1990年に行った東京・サントリーホールでのライブ録音『ブルックナー:交響曲第7番』が日本初CD化され、堂々の第1位。更に2位にも同じ1990年東京ライブの『ブルックナー:交響曲第8番』がチャートインした。
2大クラシックレーベル『ソニー・クラシカル』と『RCA RED SEAL』を中心に、ソニー・ミュージック所有のクラシックの名盤・珍盤・お宝盤をリリースする「ソニー・クラシカル名盤コレクション1000」の全100タイトルが出揃った。世界初CD化、日本初CD化も含み、1,000円と破格の販売価格となっている。今回1位と2位にチャートインしたチェリビダッケの2枚も、20世紀の演奏史に輝く名盤としてカタログ・リストに含まれている。
第3位は朴葵姫『FAVORITE SELECTION』が初登場。2010年のデビュー盤『Sueno スエーニョ 夢』から日本コロムビアの最新盤『Saudade‐ブラジルギター作品集‐』まで、数曲ずつを厳選した初のベスト・アルバムだ。「タンゴ・アン・スカイ」、レノン&マッカートニーの「イエスタデイ」(武満徹編)を新収録。また初となるDVDではレコーディングドキュメントも収録。更にブックレットには音楽評論家の濱田滋郎氏を招き、5000字に及ぶロング・インタビューで日本での演奏活動に取り組む意気込みを掲載するなど、ファン垂涎の豪華アイテムとなっている。
text:yokano
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