「子供は作らない」増田セバスチャン 『家系図カッター』発売イベント
日本の「カワイイ」カルチャーを代表するブランド「6%DOKIDOKI」。そのディレクター・オーナーを務める増田セバスチャンさんが、初となる著書『家系図カッター』(角川グループパブリッシング)を上梓。1月30日には、渋谷PARCO PART1で発売記念イベントが開催され、ブランドのアイテムで身を包んだ女性ファンたちが多数来場。特設会場がカラフルに染まった。
増田さんは1995年、原宿で「6%DOKIDOKI」のショップをオープンした。同ブランドは中川翔子さんや、ほしのあきさんらに衣装協力していることで知られ、「カワイイ」をテーマにピンク色や水色を多く用いたファッション・雑貨を制作販売する。そのポップさは、熱狂的なファンを生み、海外のファンも多いという。
そんな世界観を作りあげた増田さんが、華やかな経歴とは裏腹の、自身の家庭が崩壊していく様を赤裸々に綴った「超・個人的年代記」を発表したということで、発売前から注目が集まっていた。
■「カワイイ」のカリスマが「子供は作らない」理由
帯に「子供は作らない」という文言が踊る『家系図カッター』。料理をいっさいせずに、新興宗教にのめりこんでいった母・久美子や、知らないうちに離婚届を提出し中国人の愛人と結婚した父・オラちゃん、リストカット依存症だった妹ナッコとの暮らしが綴られ、そうした家庭環境を受け継がぬよう、「自分の血を複製したくない」、つまりは「子供は作らない」という。その一方で、90年代の渋谷・原宿のアンダーグラウンド文化、6%DOKIDOKI創業期についても、時系列に沿って語られている。
『家系図カッター』は、1,300円。第一章は電子書籍サイト「パブー」でも読むことが可能。またYouTubeでは「あとがきにかえて」というドキュメンタリー映像が公開されており、書籍単体に留まらない展開を見せている。
【関連サイト】
家系図カッター 第1章無料公開
「家系図カッター」あとがきにかえて Youtube
(ふじいりょう)
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