タブレット×プロジェクター×ルーター×モバイルバッテリー!? ソフトバンクがLTE対応のAndroid搭載モバイルプロジェクターを9月以降発売へ

タブレット×プロジェクター×ルーター×モバイルバッテリー!? ソフトバンクがLTE対応のAndroid搭載モバイルプロジェクターを9月以降発売へ

ソフトバンクモバイルは5月19日、記者発表会を開催。LTE対応のAndroid搭載モバイルプロジェクター『モバイルシアター』を2015年9月以降に発売することを発表しました。ZTEが1月の『CES 2015』で発表した『ZTE SPro 2』の日本向けモデルとみられます。

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『モバイルシアター』は、OSにAndroid 4.4.4、2.0GHzのクアッドコアCPU、5インチのHDディスプレーとスピーカーを搭載するプロジェクター。『SoftBank 4G LTE』『SoftBank 4G』の通信に対応し、テザリングも可能なことから、LTEタブレット、モバイルWi-Fiルーターのように利用することもできます。『Google Play』に対応し、アプリをインストールして使用可能。バッテリー容量は6300mAhで、本体をモバイルバッテリーとしても利用できるという、1台何役もこなせるプロジェクターです。

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最大120インチのサイズまで投影でき、明るさは200ルーメンと、プロジェクターとしての実力は十分。本体のバッテリーにより、約3時間の連続投影ができます。

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『YouTube』や『Hulu』などストリーミングコンテンツの再生に加えて16GBの内蔵メモリー、最大64GBのmicroSDXCカードに保存したコンテンツを再生できるほか、外部機器とのインタフェースも充実。HDMIケーブルで接続した機器の映像、Miracastで接続したスマートフォンやタブレットの映像を再生することもできます。USBポートの用途は不明ですが、ZTEの発表によるとUSBスティックの接続ができるとあるので、USBメモリーのコンテンツも再生できるのかもしれません。

ZTE reveals next generation smart projector, Spro 2, at the 2015 Consumer Electronics Show – ZTE Corporation
http://wwwen.zte.com.cn/en/press_center/news/201501/t20150106_430660.html

LTE機器のため、購入時にはソフトバンクの回線契約が必要となりますが、料金プランなどは検討中とのこと。今後の発表に注目しましょう。

『モバイルシアター』主な仕様
通信方式:
W-CDMA方式(900MHz/2.1GHz)
FDD-LTE方式(900MHz/2.1GHz)
AXGP方式(2.5GHz)
サイズ:約W134×H131×D33.3mm
重量:約579g
ディスプレー:約5インチHD 1280×720
最大輝度:200ルーメン
投影サイズ:最大120インチ
投影時間:約3時間
外部メモリー:microSDXCカード 最大64GB
内蔵メモリー(ROM):16GB
内蔵メモリー(RAM):2GB
CPU:2.0 GHz クアッドコア MSM8974
電池容量:6300mAh
Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)
Bluetooth:Ver 4.0
プラットフォーム:Android 4.4.4
カラーバリエーション:シルバー

モバイルシアター | プロジェクター(モバイルシアター) | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/products/projector/mobile-theater/

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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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