『ハンニバル』で大人気! “北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが片岡愛之助とご対面
カンヌ国際映画祭男優賞受賞俳優であり、現在TVドラマ「ハンニバル」(スターチャンネルにて6月にシーズン1&2一挙放送)の主人公レクター役を演じる、俳優マッツ・ミケルセン。その端正な顔立ちにアンニュイな表情、演技の幅の広さで日本でもファンを増やし続けています。
デンマーク女王よりナイトの称号を授与され “北欧の至宝”とまで称されるミケルセンが、先日、2014年カンヌ国際映画祭に正式出品されたウェスタン・ノワール『悪党に粛清を』プロモーションのため映画デビュー18年目にして初来日。舞台挨拶を行いました。
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その舞台挨拶の中で歌舞伎を観に行ったことを明かしたミケルセン。観劇したのは明治座「五月花形歌舞伎」で現在上演中の通し狂言片岡愛之助主演『鯉つかみ』。
片岡愛之助は以前からミケルセンのファンであると明かしていて、5月11日の観劇前に愛之助の招待によりミケルセンは楽屋を訪問。日本の重要無形文化財でありユネスコ世界無形文化遺産でもある歌舞伎の人気俳優・片岡愛之助と、マッツ・ミケルセンの国際的文化交流ともいえる対面が実現したのです。
歌舞伎や楽屋の違いなどについて質問するミケルセンに対して愛之助が丁寧に説明。その間熱心に聞き入るミケルセンは終始正座。「足を崩してくださいね」という愛之助に「ダンスをしていたので大丈夫です」と苦にする様子もなく、日本文化を重んじる姿勢に周囲のスタッフを感心させたそう。
観劇後「デンマークにはパントマイム・バレーという形式的な古典劇があり、それに通じるものを感じました。本当に素晴らしかった」と初歌舞伎の感想を語った。愛之助から自身の押隈をプレゼントされたミケルセンは額に飾りますと大喜び。ああ、マッツ可愛いよ、マッツ。
愛之助がミケルセンのファンになったのは『007/カジノ・ロワイヤル』を観て以来だそう。今回の対面を前にいち早く『悪党に粛清を』を観た愛之助は、「腕力だけがものをいう非情な開拓時代の描写に圧倒されます。そして侍のように寡黙に己の筋を通すマッツ・ミケルセンの魅力全開。ラストカットが秀逸。単なるウエスタン、単なるノワールではございません」と絶賛。ミケルセン自身も本作については「黒澤明監督からインスパイアを受けた歴史的なウェスタン」だと語っており、固い握手を交わしていました。
そして、愛之助さんのブログには2人で“セルフィー”した写真も掲載中。なかなか見れないミケルセンの姿はファンの方大注目ですよ。
映画『悪党に粛清を』は、6/27(土)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。ガジェット通信では、ミケルセンのインタビュー記事を公開予定なのでお楽しみに!
『悪党に粛清を』ストーリー
1870年代アメリカ―。デンマークから新天地アメリカへ渡った元兵士のジョン(マッツ・ミケルセン)は、開拓地で非情にも妻子を殺されてしまう。犯人を追いつめ射殺したジョンだったが、犯人が悪名高いデラルー大佐の弟だったことから怒りを買う。更にその情婦で声を失った謎の女も巻き込み、それぞれの孤独で壮絶な復讐がはじまる…。
正解は、マッツミケルセンさんでした〜*\(^o^)/* | 片岡愛之助オフィシャルブログ
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