パナソニックがテレビと連動するAndroidタブレット『ビエラ・タブレット』の開発を発表
パナソニックは、同社のデジタルテレビ『ビエラ』と連携できるAndroidタブレット『ビエラ・タブレット』を開発、米国で9日まで開催されている展示会『2011 International CES』に出展したことを発表しました。発表資料によると4型、7型、10型の3サイズでタッチパネル液晶を搭載し、Wi-Fi接続が可能。Android OSを採用しているとありますが、OSのバージョンなど詳細は今のところ明らかになっていません。
タッチパネルによる直感的な操作と、テレビの子画面としての機能により、『ビエラ』の新しい視聴スタイルを実現するコンセプト。同社が今春に開始を予定しているクラウド型のインターネットサービス『VIERA Connect』との連携、タブレットをリモコン代わりに利用する『ビジュアルリモコン』、スポーツ番組をテレビとは異なるアングルの映像と併せて楽しむ『マルチアングル』、テレビを視聴しながらSNSを利用する『SNS連動』、テレビ番組で紹介された商品をタブレットから購入できる『eコマース連動』といったテレビとの連携機能が発表されています。
タブレット単体向けにも、スポーツや映画、音楽といったコンテンツの配信、新聞、雑誌や電子書籍、ゲームの配信、SNSやeコマースの利用などのサービス提供を検討しているとのこと。薄型・軽量性、長時間動作、耐衝撃性など同社がポータブル機器で培ったノウハウを活用するとあり、製品化されればAndroidタブレットの中でも特徴的な製品になりそうです。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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