ゼイン・マリク脱退後初の1Dコンサートがヨハネスブルクで開催
現地時間3月28日夜、南アフリカ共和国ヨハネスブルクのFNBスタジアムにはゼイン・マリク脱退後初となるワン・ダイレクションのコンサートに95,000人のファンが集結していた。
“サッカー・シティ”の別名を持つ会場には正午から観客が入り始め、ゼインの脱退でファンの熱は落ちるかと思われていたがそんなことは無かった。
メンバー4人はいつも通りエネルギッシュだ。ハリーは自信たっぷりに髪をかき上げ、ナイルはギターをかき鳴らす。ルイは品のいい笑顔を見せ、リアムはマイクを振り回す。しかし、ゼイン脱退後初のコンサートでは、いつもとは違った様子も見られた。
まず、「スルー・ザ・ダーク」の始めにリアムが涙ぐみ、声はかすれ、しばらくの間ステージを離れてしまった。そして、元々コンサートではファンに感謝の気持ちを表す優しい彼らだが、この夜は愛にすがるかのように、ヨハネスブルクの観衆に対する賛辞を繰り返した。さらに、オープニングアクトの前に流すはずの未編集のプロモビデオが流せなかったため、ゼインを描写したものは、グッズと“Zayn’s Girl.”(ゼインの彼女)と書いたファンの手作りTシャツだけで、メンバーもゼインについては触れなかった。
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