【Interview】リリース直前!再婚希望者のためのパートナーリンクサービスに大接近
離婚が加速する、現代の日本。厚生労働省が今年発表した「人口動態統計の年間推計」によると、日本の離婚率は、人口千人に対し1.77%。主要先進国では、フランスに次いで6位。もはや他人事ではいられないレベルまで来ている。
もちろん、離婚経験者の中にも、再婚を望む人は数多くいる。しかし、初婚者を優先する日本では、セカンドシングルを対象とするサービスはほとんどなく、置き去りにされている印象が否めない。
そうした問題に光を当てたのが、この春登場する「エンゲージネット」だ。国内では初となる、再婚希望者専用検索サイトとして誕生。4月22日のリリースに向け、事前会員登録を受け付けているところだ。
サービスを立ち上げたのは、1月に始動したばかりの企業、エンゲージ グループ ジャパン。代表取締役の吉川 祥一(よしかわ しょういち)氏から、詳しい話を聞いた。
・再家族形成の促進によって社会全体を活性化
Q1:まずは、「エンゲージネット」提供のきっかけと経緯から、お聞かせください。
私は大学を卒業してから、ずっと企業勤めをし、何度か転職もしました。それらの企業で学んだことを生かし、2000年からグローバル広告、PRのコミュニケーションコンサルティング会社の日本代表を務めていました。
そんな数ある業務の中で、有名なホテルの結婚式場のPRに携わっていた頃、高校時代の同窓会を開催したり、以前勤めていた会社の同僚と食事やゴルフをする機会があり、そこでさまざまな話をすることになったのです。
話の中心は、離婚と再婚です。(中略)私自身離婚し、再婚した身ですので、彼らの気持ちや将来について、ついつい興味を持って聞いていました。(中略)
そこで、「日本には、離婚者がどのくらいいるのか」「再婚希望者は、どのくらいいるのか」を、改めて調べたところ、30代~50代前半だけで、300万人以上もの離婚後現独身者(セカンドシングル)がいるとわかり、その6割以上が再婚を希望していることが判明しました。
結婚と言えば、若い世代を中心に考えられていましたが、再婚で再家族形成を促し、所帯が多くなることで、社会全体が盛り上がっていくことと思われます。再婚の加速化は、社会全体の活性化にもつながりますし、今まで本当は大事なのに、忘れられていた再婚市場を確立できると確信し、サービスを立ち上げた次第です。
Q2:「エンゲージネット」とは、どんなサービスなのでしょうか。
再婚を希望する30代~50代前半の人を中心に、インターネットを通じて、「出会い」と「知り合う」きっかけの場を提供するサービスです。「エンゲージネット」の会員になると、男性は1か月3,480円、女性は2,980円で、他の会員が紹介されるシステムです。
まず、サイトのプロファイリング機能によって選別された、その会員さまにふさわしいと思われるお相手を、7名ご紹介します。その中で気になる人がいれば、メールでコンタクトしてもらいます。コンタクトされた側が気に入れば、お互い自己紹介し、その後は会う約束をしたり、電話でお話をする、といった流れになります。(中略)
また、セキュリティ強化を考慮し、会員さまが自己紹介する際、自分の声を聞かせる機能をシステム化したり、最初から顔を見せることに抵抗がある人のために、モンタージュ加工を2段階にして、はっきり顔を見せなくても、安心な機能を作りました。
ご自身のありのままの姿やプロフィールを公開し、自然な形で新たなパートナーと出会ってもらいたい、と思っています。
・新しいパートナーとの再出発を応援
Q3:正式リリースは4月22日だそうですが、それまでの流れについて、教えていただけるでしょうか。
4月21日までに、会員登録(無料)をしますと、リリース当日から2か月間は、完全無料で有料サービスが利用できるようになっています。当社のサイトにて、ご自身のプロフィール(ユーザーネーム、居住する都道府県、趣味など)を入力すれば、すぐ無料会員になれます。
また、より多くの再婚希望者や、初婚だけど一度婚姻経験がある方とお付き合いしたいという人に向けて、広く広報活動を行っているところです。
Q4:これから「エンゲージネット」を利用するユーザーへ、メッセージをお願いします。
バツイチという言葉が誕生してから、10年以上経ちます。今では当たり前のように使われていますが、はたして離婚が×、罰なのでしょうか?離婚の理由はさまざまだし、事情も人それぞれのはずです。
「エンゲージネット」は、再婚を希望するセカンドシングルの人を応援しつつ、新しい人生を新たなパートナーとともに、進んでほしいと願っています。当サイトで是非、新たな出会いを探してください。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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