B’z 広島東洋カープ黒田投手の登場曲「RED」書き下ろし 公式戦初登板で解禁
巨額の年俸を蹴り、米大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに古巣の広島東洋カープに復帰した黒田博樹投手。マツダ スタジアムでの登場曲がB’zの書き下ろし曲「RED」(作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)に決定した。
今年2月にロサンゼルスで黒田投手と松本孝弘が食事を共にする機会があり、そこで意気投合し、翌々日には黒田投手から直々に登場曲を依頼。快諾したB’zは、全国ツアーの合間を縫って「RED」を完成させた。B’zはこれまで「ultra soul」(世界水泳)などスポーツ大会の曲を書き下ろしてきたが、特定のアスリートの為の曲を手掛けたのは今回が初。
球界の選手の登場曲は、精神力を高める重要性を担うとともに、その選手にしかないオリジナリティが垣間見えるため、黒田投手をアメリカから帰って来たサムライとイメージし、曲作りを行っていった。注目の登場曲「RED」は、黒田投手のマツダ スタジアム公式戦初登板で初お披露目となる。
マツダ スタジムに響き渡る「RED」は、広島東洋カープファンの応援歌としても愛され続けてほしいという願いが込められている。
◎B’z松本孝弘 コメント
今年2月に縁があって黒田投手とお会いする機会があり、その翌々日に黒田投手から直接登場曲の依頼をお受けしました。とても光栄に思うと同時に、黒田投手御自身、延いてはファンの皆様の士気の上がる楽曲を提供しなければという想いがありました。
開幕まであまり時間がなかったのですが、このオファーはミュージシャンとして興味深く、良い楽曲が出来そうな予感はありました。
カントリーミュージックの代名詞的な楽器、バンジョーのリフから始まるのは、アメリカから帰って来たサムライと言った感じのイメージです。
お会いした際も凄いキャリアをお持ちにも関わらず謙虚で、野球に対して直向きな姿勢、男気を感じました。日本プロ野球、メジャーリーグで体調を維持し結果を残されてこられた事はプロとして業界は違えど尊敬に値する事だと思います。
♪Wow Wowのパートは黒田投手登場時には球場が一体となり、ファンの皆様の大合唱で盛り上げて戴ければと思います。
◎B’z稲葉浩志 コメント
特定のアスリートのための作品作りは初めてだったので、非常に新鮮な気持ちでやらせてもらいました。
どんな試合でも粘り強く寡黙に投げるという、男なら誰でも痺れるような黒田投手のイメージがありますが、他人には見せないであろう葛藤なども想像しながら言葉を選びました。単なる黒田投手のテーマソングではなく、それを歌う私や聞き手も自分を投影できる、B’zの作品になったと思います。
◎黒田博樹投手 コメント
日本だけでなく世界でも活躍されているアーティストに曲を作っていただいて、松本さん、稲葉さん始め、曲作成に携わっていただいたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。いいピッチングをして少しでも恩返しができたらと思います。
以下、一問一答
--曲を聴いた感想
曲、歌詞とも本当にカッコよく気に入りました。
--曲を作ってもらった経緯
松本さんとロスで食事をする機会があり、それがトントン拍子でこうゆう風な経緯で曲を作っていただけることになりました。
--入場曲に対するこだわり
自分がマウンドに上がる時にモチベーションが上がり、恐怖心を取り除いてくれるような音楽がベストだと思います。
--タイトル 「RED」 について
一番はやっぱりカープのチームカラーですし、一番先にカープを連想するようなタイトルで素晴らしいと思います。
--B’zついて
昔から、高校生くらいの頃からよく聞いていて、すごく嬉しいです。一つに絞ることが難しくらい、どの曲も聞いてましたし好きでした。
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