ファミ通編集者がよく通っていたカレー屋は絶品
週刊ファミ通編集部が三軒茶屋にあったころ、編集部の入ったビルのとなりにカレー屋があった。よくそこにはファミ通編集者たちが通ってランチやディナーを楽しんでいたという。単に“近い”という立地条件から、そこに通っていたのではない。偶然にも、すさまじく美味しいカレー屋であり、カレー通のなかでは知る人ぞ知る名店だったのだ。
その店名は『チャナ』。ここのチャナカレーに野菜をトッピングしたメニューは、あまりの人気にすぐに売り切れとなってしまうほど。美味しいキーマカレーもあるのだが、やはりみんなの目的はチャナカレー。カレールーがスパイシーで絶妙な味の深さを持っている。さらに、ゴロッと入った鶏肉がこれまた肉汁たっぷりで凄まじく美味しい。
特に鶏肉はカレーのスパイスが染み込んでおり、香辛料の絶妙なスパイシーさと鶏肉本来の濃厚なうまみが素晴らしい、まさに芸術作品となっている(この鶏肉なくしてチャナカレーではない)。
以前は初老のご夫婦が厨房に立って経営していたが、最近は他のご家族の方がきりもりしている姿をよくみかける。当時、ファミ通編集者たちはチャナカレーが売り切れていると他のカレーを頼むことなく、落胆してコンビニへと向かい、弁当を買って編集部に戻っていったという。また、チャナカレーを食べ逃した編集者は『マリオカート』のタイムがふるわなくなったというウワサも……。それほど、チャナカレーは美味しいのだ。いや、美味し過ぎるのである。
もし三軒茶屋に行くことがあれば、一度寄ってみるといい。地下鉄・三軒茶屋駅を出て徒歩10~13分ほどかかるのでやや遠いが、それでも苦にならない味であることを保障する。ただし、すぐに売り切れるので絶対に食べたいのであれば開店時間に合わせていくといい (チャナカレー:東京都世田谷区若林1丁目17番1号)。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。