ついに登場 SIMフリー版『iPad』をドコモ網で使えるマイクロSIMを日本通信が発売

iPad専用プラチナサービス


日本通信は、SIMフリー版『iPad』向けにドコモ網を利用できるデータ通信SIM『iPad専用プラチナサービス』を12月1日より発売します。『iPad専用プラチナサービス』は、6か月パッケージは2万9800円(月額換算4980円)、12か月パッケージは5万6160円(月額換算4680円)。

2010年5月に発売した『iPad』のSIMフリー版は、日本の電波法に適合していなかったため、国内での使用が認められていませんでした。しかし、11月23日にアップルが提供開始した『iPad/iPhone/iPod touch』向け新OS『iOS4.2』により、SIMフリー版『iPad』は3GおよびWiFiともに電波法を順守しての国内利用が可能になりました。同社では、この流れを受けて海外で販売されているSIMフリー版『iPad』を、ドコモ網でも利用できる『iPad専用プラチナサービス』を新たに発売しました。

ちなみに、9月発売のマイクロSIM製品『b-microSIm U300』も、『iOS4.2』の提供開始に伴い『iPad』で利用可能になっています。動画ダウンロードなど高速性が必要な使い方をしない人は、『b-microSIM U300』での『iPad』利用も良いかもしれません。こちらは6か月パッケージ1万4900円(月額換算2483円)、12か月パッケージで2万9800円(月額換算2483円)です。

『iPhone』につづき『iPad』もSIMフリーで利用できるようになり、日本国内のSIMフリー化の状況も少しずつ変化しはじめそうですね。いずれにしても、ユーザーにとって一番便利な状況になっていくことを望みたいと思います。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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